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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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ずっと書きかけていたのですが、なかなかアップできずにいたトピックです。

2014年4月1日の東京新聞にある記事が掲載になりました。

その日はエイプリル・フール。
東京新聞では毎年4月1日の紙面では、「こちら特報部」のページが嘘の記事で埋め尽くされるそうです。ちなみに今年の記事は……

・ふなっしーワールド、来春船橋にオープンか? 
  何とご丁寧に、こんな嘘チラシ画像つき!

・沖縄に人魚? 米軍辺野古移設 新たなハードル

・投票でボスザル選出 瀬戸内の島で確認

の三つだったそうな……
エイプリルフールのウソ記事は、2001年から恒例になっているものだそうで、文章の最期の方に小さく「今日はエイプリルフールだなっしー!」なんて書いてあったとか?
やってくれます。東京新聞。

そんな楽しい話はさておき…facebookで話題になった、その日のこんな記事です。

←こちらは嘘ではありません。一応念のため。

東京新聞に連載されていたものだそうです。

2004年当時、国は国旗掲揚、国歌斉唱などの徹底に加え、平和「運動」に対しても監視の目を光らせたと。その結果、教室から「平和」と名のつくものが消え、平和教育は委縮したと……
ある広島の小学校では、原爆投下の日に平和を祈念して毎年折鶴を送っていたそうだが、それも生徒をある種の「運動」に巻き込んではいけないという教頭からの言明で、中止されたそう。

「運動」は過激な行動でしょうか?
「運動」は偏った行動でしょうか?
「政治活動」は過激な運動でしょうか?
そしてそれは、こどもたちには触れさせないほうがよいことでしょうか?

私の意見はNOです。
町内会や学級での「運動」と「政治活動」は、生活を支えるアクションとして、延長線上でちゃんっ繋がっていなければいけないと思います。投票だって政治活動の一部、政治家のブログを読むことだって政治活動の一部、そこに自分の意見が反映するよう動くことは、子供のころから経験しておく必要のあることだと思います。

「平和」はただ仲よくすることではない。それだけでは平和教育にはならないと紙面では語っています。
2012年から、広島市では再び平和教育と、原爆体験を語り継ぐ運動を再開したそうです。



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東京は桜が満開になりました。
花冷えというのは今日のようなことを言うのでしょうか?
しまいかけたストーブをまたつけてしまいました。

さて、季節も変わって、気分も変えてと思いまして
あるものをたくさん捨てました。


私にしてはかなり大胆というか、思い切ってというか……


ある種の罪悪感も伴いつつ……


でもえいやっ!!と捨ててしまいました。


全部です。
ひとつ残らず……。


それがこちら……。


  焼きそばについてくる粉末ソースです。


買うと必ずついてくる(3個パックのあれですね)……

でもいつも使うというわけではなくて……
塩味にしたり、あんかけにしたり、オイスターソースなんかしゃれ込んでみたりするたびに、使わずにたまっていったものが缶の中にごっそりあったのです。

多分もう使わないだろーなーとは思いつつ
でもこれは食べ物なんだ!という思いも払しょくできず
捨てるに捨てられなかったのです。



それを思い切って……全部捨てました。
封を切って粉を流しに捨てて
外袋は分別ゴミに……

台所がソースのにおいでいっぱいになりました。



やっぱり食べ物を捨てている~という罪悪感に襲われて……
でもさすがに舐める気にもならず……

貧乏性です。
ほんとに貧乏性……。


というより貧乏なんだな、うちは。わはは。
それでもがんばって生きて行こうと心に決めた新年度のスタートでした!!
お粗末!

沈丁花の花が咲き始めました。
荒れ模様のお天気が続くのは春が近い証拠…かな?
そんな荒れ模様のお天気よろしく、この1ヶ月ちょっとの間は、ココロもカラダもけっこうぎたぎたでした。

そのぎたぎたな体が醸し出す痛みと、今頃になって戦っております。わはは。(^_^;)
大体いつも、イベントの最中は怪我や疲れの重さに気が付かないんですよね。
先日ようやく『病院ミシュラン』の本番が終わり、ホッとしてきたところで、あちこちからぎゃーーーっというような痛みが湧いて出てきました。
脳内麻薬が切れたかな?? そういえば昨日あたりから落ち込むし……。

実は、あの2月の大雪に足をとられて、胸部&あごを強打しました……
骨や歯に異状はありませんでしたが、胸骨周辺の痛みに始まって、それが徐々に移動し、というより広がって、ぐるっと肋骨周りが痛みで一周するような事態に陥りました。

整形外科のおじいちゃん先生は「長い間話すとか、大きな声出すとか、深い呼吸をするとか、歌を歌うとか、そういうのは駄目よ、肋骨の炎症に負担だから」と言い放ちました。私の仕事を知ってるくせに~!!

そして月末に、ちょっとしたアクシデントで、左手の小指を骨折しました。
骨折は生まれて初めての経験です。
ぶつかった瞬間、小指がカギ尻尾のようになり、あわてて握ってちょっと引っ張ったら「ぽくっ」と小さな音を立ててまっすぐに戻りました。

そのまま仕事を終えて現場の近くの整形外科へ。若くて快活な先生は「ちょっと引っ張ったぐらいで戻るなら、大したことないですよ。一応骨折の可能性もあるので、レントゲンを撮っときますね」と看護師さんたちと一緒に声を出して笑い合うほどの気楽~な感じで診察をしたのですが、上がってきた写真データを前にすると「あ、骨折してますね。3週間固定してください」と、変わらない快活さでさくっと指を固定してくれました。

あれから2週間……。
経過は順調とのことなのですが、昨夜からすごい痛みに襲われております。
今まで痛み止めはそんなに飲まなくてもいられたのに、ダメだこれは飲まなくちゃ!という状況になっております。ガーーー!! まるで術後の麻酔が切れたときみたい。

そしてさらに…アンバランスな状態で右手を酷使するせいか、なんと腱鞘炎の症状が!!(T-T)

おおおおおーーーーい!! エンドルフィーーーーン!! ドーパミーーーーン!! アドレナリーーーーン!!
本当に、こいつらにはいつも泣かされる……。
危機的状況(作品作りはいつでも自分をそんなところ位まで追い込むようです)を乗り越えるためには必要なのだけど、毎回終わった後がつらいのですよね。精神的にも落ち込んで、もう二度とモノ作りはできないような気になる。

って言いながら、やりたいことは既に頭の中を駆け巡っているのですが……。

ここでもう一度、落ち着いて自分に戻ってこなくちゃね……。
すみません。大きな声の独り言でした。。。。。


2014年がスタートいたしました。
もう6日……
今日が仕事始めだったという方も多かったのではないでしょうか?

なんとか「寒中お見舞い」になってしまう前に、新年のご挨拶が滑り込みです。

  ©生島信夫

昨年は、何が何だかわからなくなるほど、いろんなことがありました。

その整理も何もつかぬまま、ところてんが押し出されるようにつるんと2014年に滑り込んでしまった感じがあります。

はてさてこれからどうなりますやら……??

どうぞみなさま、本年もよろしくお願いいたします。

みなさまにとっても、この一年が華ひらく年、実り多き年、飛翔の年となりますように
心よりお祈り申し上げます。


さて、ここでクイズです!?
ペガサスの飛翔にあやかりたいと思って、よちよち飛び立つ馬のイラストを載せてみましたが、実はの子は馬じゃないのでは?という疑惑が持ち上がっています。
なぜでしょうか?


素晴らしい舞台を拝見しました。
上演時間は1時間足らず。
演技の専門的なトレーニングを受けた経験も、演出的な技術も持たない学生さんたちの作品に揺さぶられました。
そして深く心に「なにか」が残りました。
「感動」という言葉がぴったりの舞台でした。

その作品が上演されたのは、去る12月15日の日曜日。
上智大学の「語劇際」という催しの中の1本でした。

  ←こちらが語劇際のポスターです!

「語劇」とは、外国語を勉強している学生さんが、その専攻言語でお芝居を上演するというもので、学問としての語学から、コミュニケーションのツール、表現・伝達の手段としての言語へと橋渡しをするとても貴重なチャンスになっているそうです。

参加していたのは外国語学部からロシア語学科、イスパニア語(スペイン語)学科、ポルトガル語学科の三つの学科のみなさん。
私は、年に1回だけですが、皆さんの劇作のお手伝いになる事を目的にした演技ワークショップをやらせていただいています。ワークショップでは、皆さんから寄せられる課題や目標とにらめっこしながら内容を構成し、毎年楽しく充実したひと時を共有させていただいています。

今年の本番は、ロシア語学科の途中まで、イスパニア語学科は拝見することもできなかったのが、とても残念でした。でも構内でお会いしたみなさんの気合の入った紅潮した面持ちから、きっと素敵な舞台だったのだろうなあと、うれしく楽しい想像をふくらませています。

さて、唯一拝見できたポルトガル学科の作品が、とても とても素敵なものでした。
爽やかな感動と深い感銘を受けました。

タイトルは「未完成な世界」
彼らのオリジナルの脚本による上演です。
ポルトガル学科の語劇の大きな特徴は、毎年学生さんの手によるオリジナル作品を上演するという点にあります。その時に自分たちが興味を持っていること、問題意識を持っていることを戯曲に書きあげ、ポルトガル語に翻訳して上演するという手間のかかる作業をしていらっしゃいます。

今年の作品は、仙台で牡蠣の養殖をしていらっしゃる畠山重篤さんの絵本「カキじいさんとしげぼう」をブラジルの物語に置き換えたものでした。

 ← こちらがその絵本です

オリジナルの物語は、気仙沼に長く住んでいる”カキじいさん”と”しげぼう”のお話。
カキが育つ海が守られるためには山も元気じゃなきゃいけない。自然と私たちの繋がりをやさしく物語っているそうです。

ポルトガル語劇団ではそれをアマゾンの熱帯雨林にすむ伝説のピンク・イルカと都会の少年、そして今も密林の中で独自の暮らしを守っている先住民族ヤノマミの少女、というとても個性的な登場人物たちに置き換えました。
森林の声を聞きながら暮らすヤノマミの人たち…
森林を開発し、工場を建て、製品を世に送り出すことで生計を立てている少年の父…
その恩恵を受けて生活している都会の少年…
森林の変化と人々の生活の変容を見つめ続けてきたピンク・イルカ…

物語は自然保護が善、環境破壊が悪、というようなシンプルな構造にはなっていません。
でも、どこかで何かを変えなければ、このままではいけない、という静かなメッセージがしっかり折り込まれていました。

そして彼らが選んだタイトルが…「未完成の世界」でした。
世界はいつでも何かしら足りないもの、変わっていかなければいけないものを含んでいる。
決して完成した物にはならないのだと。

今、たった今の日本でこの作品を取り上げ、上演なさったポルトガル語劇団の皆さんのアンテナに心から拍手を送りたいと思います。
震災復興、原発の問題、国政や都政の迷走…そんなものがオーバーラップせずにはいられませんでした。
そして知らずに涙が流れました。

会場には絵本をお書きになった畠山重篤さんがいらしていて、終演後に短いスピーチをしてくださいました。
そこで、畠山さんが「海を守るために山に植林をする」という活動を続けていらしたこと、その活動が評価されて、国連森林フォーラム(UNFF)から2012年の「フォレストヒーローズ」に選出されていらしたことを知りました。

技術ではない、芸術性でもないもの……もっともっと根源的な人と人とのふれあいに手を届かせるもの……
それがダイレクトに人を動かすという、表現の原初的な力強さを体験をさせていただいたと思っています。

アマチュアさん 斯くありなん!!
演劇の一番の強みは、技術・技量ではなく、みなさんの人間力で人を驚かしたり喜ばせたりできるということですよ!!
頑張れ~!!!

上智語劇祭の皆さん、担当の先生方、本当に素敵な体験をありがとうございました。

   
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