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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   

カテゴリー「日々雑感」の記事一覧

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Facebookで繋がっているマレーシアの女優・演出家のジョー・クカサスさんのプロフィール写真。それが突然、真黒になってしまっていた。



あれ? どうしたんだろう? アクシデントかな? 何か操作を間違っちゃったかな?
と思いつつ本人の写真に飛んでみたのですが……

そこにあったコメントは、こんな内容でした。

“投票の結果を操作されてしまうということは、自分のプロフィール、パーソナリティを真黒に塗りつぶされてしまうのと同じことです。”

それは、5月5日に投開票された、マレーシア総選挙の結果への抗議行動でした。

選挙は与党が勝利宣言をしましたが、その開票作業に於いて不正があったのではないかと指摘されているというものです。
参考記事:MSN産経ニュース

他にも何人もの方たちが、同じようにプロフィール写真を真黒に「Black Out」させていました。

このアクションからなにが始まるのか。何か起こせるのか。
何かを変えられるのか。
ついついそんな風に思ってしまう自分に、ちょっと考えてしまいました。

意見があるなら声を上げる。
声が聞こえたら繋がってみる。
その輪が広がることを信じてみる。
そして本当に波紋が広がる。
やがて何かが動きだす。
いつか……。

それは、とても基本的な社会行動のスタートライン。
それを信じていない自分って???

今、何か目的を持っているとしたら、そのためにはまず声をあげて、その声が広がるように、自らが「働く」ことから始めなければいけないのですよね。
どことなく高校生の作文のような、やけにピュアな文面になってしまいましたが……でもなんだか、その力が不足してないか自分? と思った一瞬でした。

その後、彼女のプロフィール写真はまた変わりました。



その代わりに、カバー写真が「Black Out」してました。
意思表示はまだまだ続くようです。

マレーシアでは黄色は王家を表す高貴な色なのだそうです。
そしてどうやらこの色に、次のアクションのイメージも込められているようです。
”落ちついて、そして、次の一歩を踏み出しましょう”
そんなメッセージが込められているように感じました。

「PARAH」は、5月16日から再演されるの彼女の演出作品のタイトルです。
この作品は、”The Boh Cameronian Arts Awards” で、ベスト・パフォーマンス賞と、そしてジョー・クカサスさん自身がベスト・ディレクター賞にノミネートされています!
さらに、彼女が演出した作品
Nadirah」に出演していた俳優さんが、主演俳優賞、助演俳優賞にノミネートされています。
すごいです!


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毎度のことながら、久しぶりのブログ更新です。
新しい年度に入って1ヶ月……
先日のブログで、ITI/国際演劇協会に入会したことをご報告しましたが
そこでの私の初仕事が形になって手元に届きました。
「THEATRE YEAR-BOOK 2013 -Theatre Abroad/諸外国の演劇事情」という国際演劇協会編纂の年鑑です。

 ←こちらがその年鑑です。

日本を含む29カ国の演劇シーンで起きたことがらが報告されているのですが
今回私は、日本の演劇事情を紹介する章から「能・狂言」「歌舞伎・文楽」「日本舞踊」の各章の英訳作業をお手伝いをさせていただきました。
それぞれの文章から学ぶもことも山ほどあり、とても勉強になりました。

ほんのお手伝い…だと思っていたのですが、なんと巻末に、編集部員として名前まで入れていただきました。
なんだかちょっと嬉しい。。。。。

というわけで、ITI会員としての第一歩はこんなかたちで幕を開けました。
まだまだできることはたくさんあるはず……今後の活動が楽しみです!


年度が変わりましたね。
また、エイプリルフールに嘘をつかずに終わってしまいました。
残念。。。。
どうやら私、そういうセンスがないみたい……いいのか喜劇人なのに??(笑)

さて、その新年度
青柳は国際演劇協会(I T I)の会員になりました。



国際演劇協会(International Theatre Institute) は、ユネスコ傘下の国際組織で、パフォーミング・アーツを通じて、国際交流することをミッションにしている団体です。
私が加入したのは、その日本センター。

社団法人国際演劇協会(ITI/UNESCO)日本センター は、その公認団体でユネスコ憲章の趣旨に基づき、各国相互の理解を深めるため、広く演劇に関する調査研究を行い、日本の文化の発展に寄与することを目的にしているそうです。

昔ある演出家さんに言ってもらった言葉で、心に残っているものがあります。

「組織に加わるなら、その中心で働けなきゃ意味がないんだよ」


若い頃ながら、「うん、そうだよな!」と意気上がったのを覚えています。
一昨年の12月、故あって日本演出者協会を退会してから、1年ちょっと。
ITIの活動に参加することで新しい局面を見つけられるような気が……しています。

さて、これからどんな風に働けるか?
楽しみです。


 明けましておめでとうございます

と言うにはずいぶん遅くなってしまいました。(^_^;)
2013年も早一週間が過ぎ
松もとれ、学校も始まり、世の中はすっかり日常のペースで動いております。

乗り遅れました。(>_<)
出遅れました。(T_T)

昨年は「準備の年」と心に決めて過ごす予定だったのが、そんな読みとはうらはらに、いろいろお声をかけていただきました。まさにうれしい誤算でした。
その誤算の締めくくりが12月に訪れ、というか、準備の年にふさわしい幕切れになって、というか……
間もなくやってくる稽古始めの準備に頭も体もてんてこ舞い!
すっかり浮き足立って年を越してしまいました。

まあ、根が粗忽の私のこと……いつもどこかしらこんな調子ではありますね。

というわけで、気を取り直し
遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

今年は昨年5月に続き、南青山MANDARAさんの企画への参加で幕を開けます。

MINAMI-AOYAMA MANDARA PRESENTS READING LIVE
「岸田國士を読む」

本番は2月28日(木)

既にライブハウスのスケジュール一覧には情報がアップされておりますが、前売り開始はもう間もなくです!
詳細はまた改めてご案内させていただきますね。


今年は、いろいろご縁が私を引き付けてくださる年回りだったのでしょうか?

事後報告になってしまいましたが、先日、座・高円寺2で開催された、創作日本舞踊の公演『創作自由市場』のお手伝いをさせていただきました。

 ←こちらがチラシです。

お声をかけてくださったのは、坂東冨起子さん。
演目は『昭和付喪神ショート編』……

FBのイベントページがこちらでした。

昭和の時代にもてはやされ、今は捨て去られた冷蔵庫や扇風機、人形や招き猫が、その身の上を嘆いた揚句、人間への復讐を誓って立ちあがる! というストーリーを、着ぐるみすれすれのいでたちで、まじめにコミカルに踊り演じるというもの。
坂東冨起子さんは、2009年に『昭和付喪神の出火事件簿』のタイトルで文化庁芸術祭に参加していらっしゃいます。
今回はそのショートバージョン。
あの手この手で作品を12分ほどに改作(?)
客席から笑いがあふれる舞台になっておりました。

私は稽古にお邪魔して、ちょっと演出的なお手伝い……をするはずが、何をどうすっ転んだのか、黒子の衣装を着て、舞台に上がってしまいました。
日舞のお作法なんてまるでなしの私。(T_T)
黒子の衣装の着方もあやふや……
その上お借りした衣装はなんだかスマート仕様で、腰帯を結ぶには、帯ははるかに長さが足りず。(T_T)
ウエストで小包のように縛ってしまいました。情けなや……(-_-)

そんな私の情けなさとは関係なく……

舞台は大好評のうちに幕を下ろしました。
冨起子さん、おめでとうございます!

そして私は、本番を乗り越えて、そのあと見事に風邪をひきました。
これもなんだか……情けなや……
(*^。^*)



   
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