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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   

カテゴリー「日々雑感」の記事一覧

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左手小指の手術からちょうど三か月たちました。

  ココの切片を取り除きました。部分麻酔で。

かのT大附属病院「手の外科外来」のM崎先生のご指導の下、日々リハビリに励みまして……
ようやくひと区切りの三か月になりました。

「まずは術後の三か月が勝負ですからね!! 三か月で手に入れられなかった機能はその後には生まれてこないと一般的には言われているんですよ!!」
と、ピアノとトランペットが趣味というビンビンなテノールのM崎先生に励まされ、脅され、おだてられ、元気をいただきながらようやく「曲げたいのに曲がらないよ~」という関節のツッパリ、こわばりを感じられるようになってきました。
「筋力が戻って来たっていう事ですね~。もっとさらにがんばってください!」

週1回の通院のたびに、自分でやるよりも、もう一段階痛いところまでグイグイしながら「頑張ってますね~、変わってきましたね~」と有無を言わせぬポジティブ対応をしてくださっていたM崎先生。三か月目に頂いたのは衝撃の一言でした。
「実はねえ、三か月が勝負って言いましたけどね、そのあと半年ぐらいまで、まだ少しずつ回復するんですよ」

えーーーーー!!! そうなんですかーーーーーー!!!!!?

「もう二か月過ぎたのに、たったこれしか動かない……」ってめちゃめちゃ落ち込みながらリハビリしていた方の気にもなってくださいよ~!!!!
「普通の人ははこんな時期に、もう普通に動くようになってるなはずなのに、私って……」ってすんごい自己嫌悪の塊になってましたのに~!!!!!!!!

ポジティブな対応の割に、希望は与えてくれませんでしたよね。先生。
ま、リハビリですから……足元以外見るべきところはないのかもしれませんが……。

そんなわけで……
三か月は過ぎましたが、通院とリハビリはまだまだ続きます。
あ、でもお薬は1種類減って、痛み止めも1日3回から2回になりましたよ。

あまりにも回復がゆっくり過ぎて、我ながらほんとに情けない。
ってことを書けるようになるぐらいには、ちょっと回復してきました……。
プライベート過ぎる内容ですみません……。

気が向いたら、部分麻酔外科手術のリポートでも書いてみようかと思います。
いろいろおもしろかったので……。

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今年度の上半期はちょっと今までにない忙しさでした。
なんかもう目が回りそうな感じ……というのはこのことでしょうか?

  いや、今までがヒマ過ぎたのか?(笑)

ふり返ると……
5月~6月 テアトル・エコー第9期研修生 初めての演技実習発表会の指導・演出
7月~8月 テアトル・エコー第9期研修生 演技実習発表会で歌唱指導&ピアノ演奏
8月 並行して、南青山MANDALA Presents Reading Live「岸田國士を読む。」演出
9月頭 左手小指の手術、そしてリハビリ……
9月 恵比寿麦酒祭り「地元との共生ステージ」構成・演出
10月 恵比寿文化祭 実行委員として企画運営に参加
10月 日本舞踊「創作自由市場」出品作品演出協力……

いやいやいやいやいや……

それぞれの企画はみな数か月、ものによっては年単位の準備を要するわけなので、ピーク時には4件か5件が並走するやら交錯するやら……もう頭が爆発するかと思うような騒ぎでした。

全ての本番を何とか無事に終え
参加くださった方から色々嬉しい反響をいただき
一番苦手な収支決算を出し

やっと、ひと心地……
自分に対して「休んでいいよ」という指令が出せるようになりました。



もともと私は不器用な性質で、いくつものプロジェクトを並行して進めるのが本当に苦手です。
2本も3本も一時に現場をかかえて、走りまわっている売れっ子の演出家さんの話を聞くと「もう絶対無理無理!」と思っていまします。

今年のペースは……たぶん限界ギリギリ……

今後の参考になる、貴重な体験でした。

そして、久しぶりに自由になる時間を使って……
「岸田國士を読む。」のフェイスブックページを立ち上げたりしてみました。

  こちらはとりあえず作ってみたアイコンです。
(クリックしていただくと、FBページにジャンプできます)

ホームページのアドレスはこちらです。
https://www.facebook.com/reading.kishidakunio
どうぞご覧くださいませ。
少しずつ少しずつ、情報をアップしております。
どうぞ「いいね!」してやってくださいませ。

過去のライブの軌跡をアップしながら、なんだか感慨深いものがありました。

結構短い間に、ずいぶん進化してきたものだなあ……と……。

もっと何年もかけてきたような気がしていましたが……
私が参加し始めてからも、わずかに2年半……
なんだか特別な意味を持って、この企画と出会ったような気がしています。


……とここまで書いてみて気が付きました。
そうか……普通はこういう作業も「仕事」っていうのかもしれない?……。


まいっか!
楽しんでやっていますので……。(笑)


毎年の秋の恒例となって参りました。
恵比寿文化祭2014
10月の三連休は、皆様恵比寿ガーデンプレイスへお越しくださいませ。

 

今年のテーマは「まちを旅する3日間」
いろいろ 色々 イロイロ な切り口で、旅を満喫していただければと思います。

このイベント、開催は今年が4回目。
私は2回目から参加させていただいています。

プロも、アマチュアの方も、みんなおんなじ場所に集って、アートをお祭りしちゃおうという、まさに究極の文化祭です。

詳細は、こちらの 公式ホームページ から……
本当に盛り沢山なプログラムです。
ほとんどのものが、基本入場無料です。(一部のワークショップ参加を除きます)
こんな大盤振る舞いは滅多にないぞ!

会場のどこかで、てんてこ舞いの青柳もお待ちしております(?)
台風の進度がかなり心配ですが……

ぜひ遊びにいらしてください。


時は五月の十九日……

骨折した左手小指の治療のために訪れることになった初めての東大……附属病院。
別に入学するわけでもないのにね~
なんだかちょっと得意な気持ちになって出かけました。(笑)

紹介状を書いてくれたS田先生曰く
「初日は、まあ30分は早くいかないと手続きに時間がかかりますから、気を付けて」

えーー、30分ですか? 受診手続きだけで?
それちょっとオーバーじゃないですかぁ??

と疑いながらも1時間ぐらい前に到着した私でありましたが……
受付の手続きが完了し、診察券の発行をしてもらい、いわゆる待合室に辿り着くのに、30分どころか、本当に1時間かかりました。
そうか、これが大病院なのか……と、のっけから妙なところで感心したのでした。

エントランスの入口には「本日の予約外来患者数」という立て看板があって、そこには3000人をはるかに超える数が表示されておりました。
すごい事なのかどうかも、もうわからなくなるぐらいのすごい人数です。

S田先生、疑ってゴメンナサイ。

さて、ここで私がお世話になるのは、続に言う整形外科なのですが、その中でも特にこんな名前がついているところなのでした。

手の外科外来

手に特化した整形外科なんです。
こんな科があるんですね!!
そんなことにも妙に感動!!!

手首から先はとても細かくて繊細で複雑なので、その機能を回復するには、専門的な技術(?)見識(?)経験(?)が必要! ということらしいです。

私の場合は骨折した部分がこんなことになっていて……

  ちょっと余計なところにかけらがあるのが見えますでしょうか?

それにしても、ぷっくりした小指ですねえ……
われながらかわいいです。赤ちゃんの手みたいです。
って、レントゲンを見て思うことじゃないですね。(笑)

患部をアップにするとこんな感じ……(写真は小さくてすみません)

  ←ココ の所が、指の曲げ伸ばしを邪魔している切片……

これが本当に取り除く必要のある状態なのかどうか確認するため、もう一度経過観察からはじめることになりました。
確認のための経過観察……
ようするに、リハビリをみっちりやって、変化を見る……ということで
ようするに、無理でも頑張って動かすのをまた数週間やる……ということで
ようするに、もういちどやり直し……というか
ようするに、今までどおりをさらに継続……ってことでした。
ちょっと悲しい……

もう一度レントゲンをとり
もういちど指が曲がる角度を測り
もう一度ぐいぐい曲げられ
もう一度「指先が手のひらに付くのを目標に、頑張ってリハビリを続けてください」と言われ
もう一度痛み止めをいっぱい出してもらいました。
ちょっと悲しい……

でもでも、何と言っても 手の外科外来 なんですから!!
「手」の「外科」の「外来」なんですから!!
手術だって、日帰りでできちゃうそうなんですから!!!
なにしろ東大附属病院なんですから!!

きっと新しい展開が私を待っているに違いない!!
そう思わずにはいられませんでした。

この日は無意味な期待に胸を膨らませ(笑)
探検気分で学食に潜り込んでご飯を食べて
ちょっと遠回りして赤門をくぐって帰ってきました。


なんだかんだと大騒ぎで駆け抜けたこの夏……
大事なイベントに、これも加えておきましょう。
私事ですみませんが……

左手の小指を手術しました。\(^o^)/

実は今年の2月末に骨折しまして……
その時書いたのがこちらのブログ→「ダボク・コッセツ・ケンショーエン!(T_T)」
いやはやなんとも……

その後、骨折の治療としては一応プロセスを着々とこなしていたのですが……
どんなに頑張っても、リハビリが思うように進まない……
どうしても痛くて指が曲がるようになっていかない!!
「毎週、毎週、はっきり成果が出ていくように頑張んないとダメでしょ!」とお医者さんにも発破をかけられつつ、本人としては相当な勢いで痛みに立ち向かっていたつもりだったのですが……

ある時先生曰く「うん、そろそろ時期ですね。東大病院行ってみましょう。紹介状書きますから」
私 「え? 東大?」
先生「手術を視野に入れて、もう一回見てもらってください」
私 「え? 手術?」
先生「まあね、骨がついてないんだよね。どうもそうらしい。まあ、つかないこと自体はよくあることで、別段悪いわけじゃなんだけどね」
私 「え? ついてない? 骨が?」
先生「そうそう。それがね、曲げるのに邪魔になるような場所にあるとね…取っちゃったほうがいいんでね。(と言いながら既にテキパキ電話をかけている) あ、M崎先生ですか? S野病院のS田ですが、あ、どーもー。実はそちらで見てもらいたい方がいまして、紹介状まわしますんで、お願いします」

あっという間に先生は紹介状を用意し、レントゲンのデータをCDに収め、予約をとってから行くようにと、病院の電話番号やら、先生のお名前やら、東大附属病院の資料やら、予約の取り方やらを一式持たせてくれました。

数日後、リハビリに行ったついでに進捗報告と思って診察室を尋ねると……

先生「あ、予約取れました?」
私 「あ、はい×月×日になりました。」
先生「え? それ遅いなあ」
私 「え? 遅いんですか? でも、なんかそれまでいっぱいだとかで」
先生「うーん、ちょっとなあ、それだとなあ…(と言いながら先生の手は既に電話に伸びている) あ、M崎先生ですか? どーもー、S田です~。先日お願いした患者さんなんですが、予約窓口で×月×日って言われちゃったようなんですよ~。でね、もっと早めに見てほしいなあと思って、どっか入りませんかねえ? ええ。そうなんですよ。左手の小指。あ、そうですか?(ここで私を振り返り) ●月●日大丈夫?」
私 「え? あ、はい」
先生「そう。(電話に) じゃあそこでお願いします」

というわけで、鶴の一声。
始めに私がとったよりも1週間以上早い日程に予約が入ってしまったのでした。
恐るべし……
何が恐るべしなのかはよくわからなかったけど、私の頭には確かに「恐るべし!」という言葉がグルグルしていたのでした。

そしてここから数か月、私は東大通いをすることになりました。
あの有名な赤門をくぐるのよっ!!(という気になっていました)

……なんだか連載になってしまいそうな勢いだ……(^_^;)
リアリティってすごい……てか、これがリアルってことなのね。
自分の体験の密度に、書き出して今さら驚いている私……。
事実は小説より奇なり……などというのがよくわかった気がしました。

   
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