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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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朗報が飛び込んできました!!

演劇の賞として権威ある「第18回読売演劇大賞」の演出家部門に、我らが熊倉一雄がノミネートされました!
なんということでしょう!!
うれしい、うれしい、すごい、すごい!!

読売新聞の記事がこちらです。
http://info.yomiuri.co.jp/culture/2011/01/post-7.html


ノミネートの対象になったのは、昨年9月~10月にかけて、劇団テアトル・エコーが上演した「日本人のへそ」の演出に対してです。

劇団のHPがこちら。
http://www.t-echo.co.jp/2010_nipponjinnoheso/index.html

この公演は、昨年4月になくなった、作者・井上ひさしさんの追悼公演になっておりました。しかし、公演企画当時はまだ井上さんも御存命。「初演当時のメッセージ、そしてあの頃の小劇場の力は今にも通じるはず。それをよみがえらせよう!」という熊倉の熱い思いを実現すべく、井上さんご本人からも「2幕に少し手を入れようと思う」とご連絡をいただいておりました。それが果たされないまま、追悼公演になってしまおうとは……誰が想像したでしょう。

そうして迎えた「日本人のへそ」の本番。その成果が、こうした形で評価されることは、本当にうれしい。私も、稽古ピアニスト(歌の指導をしておりました)として稽古場のはじっこをうろちょろしておりました。ですから嬉しさもひとしおです!!

今回ノミネートされた方は、全員優秀賞を受賞するのだそうです。
最優秀賞、大賞の発表は、2月上旬だそうです。
どうぞ熊倉さん!!
大賞を受賞してください!! 是非っ 是非にも!!
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さて、『ご臨終』メンバー紹介二人目は
藤原堅一(ふじわら・けんいち)さん
2月10日のブログでご紹介した酒向芳さんと同じ「ケンプ」という男の役を演じます。



身長180センチ、体重70キロ代前半…こちらも細長いです。
長いのは主に足です。(笑)

今回の公演では、二組のパフォーマンスをお届する仕組みになっております。
通常よくあるのは、ダブル・キャストという、同じ演目を違う俳優が演じるというスタイルなのですが、今回はちょっと趣向が違います。なぜなら、俳優だけでなく、「演出家」まで違うからです。言ってみれば「ダブル・プロダクション」
同じなのは脚本と、基本になる舞台のセットだけ。作品の解釈も表現する手法も、違ったものになってきます。(なるはずです…)
二つの組を名付けて「土葬組」と「火葬組」……
インパクトありますねえ。ええ、皆さんに驚かれます。
ま、ブラック・コメディですから。お許しください。

藤原さんは土葬組の「ケンプ」です。

彼は、劇団テアトル・エコーの俳優として、劇団内外の作品に出演しているほか、声優としても活躍しています。
NHK海外ドラマ 「ハイスクール・ウルフ」のマートン・J・ディングル役
スーパー!ドラマTV 「HEROES」のヒロ・ナカムラ役
などなど、ひねりの利いた個性的な役どころを担当しています。

実物の藤原さんも、真面目で、几帳面で、しっかりしているようで、漂々としているところもある、魅力的な男性です。加えて、なかなかの好男子!! どうぞ、そのあたりも見に来てください! なんて書くと「おい、おれは一体何なんだ?」と怒られそうですね。

今回の二人のケンプ。大きく違うのは、二人の年齢です。

方や酒向さんは既に人生経験半世紀越え。
対する藤原さんはアラフォーなお年頃。
年の差、優に一回り……
この差が役作り、キャラクター作りに影響しないわけがありません。

例えば、冒頭で彼が持ってくるスーツケース。
母親からのプレゼントだという設定になっています。
まだ青少年と言っていい頃にもらったもの…年齢が違えば、何年前にもらったのかということが当然変わってきます。そうするとその頃の流行も変わってくるし、どのくらい使いこんでいるかも変わってくるし…と、いろいろ差が出てくるわけです。

そうした事が細かく微妙に作品全編に影響してゆくと……

う~ん、予測不可能!!
どんな違った表情の作品になるかが、作るこちらも楽しみです。

というわけで、この公演では、お好きな日時の回を選んで、二組の公演をご覧いただける2公演セット料金をご用意いたしました。
通常料金4000円のところを、なんと…
2公演セットで6000円……
内緒ですが、学生料金よりお安くなっております。(どこが内緒じゃ!?)

どうぞ皆さま、会場に2度(いえ何度でも!)お運びくださいませ!!
お待ちしております。

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
いよいよ年も明けて、『ご臨終』プロジェクトも本格的に動き始めました。
ここらでぼちぼち関係者のご紹介を始めてみようかなと思います。

まずトップバッターは
酒向芳(さこう・よし)さん
『ご臨終』では、ケンプという名の男を演じます。



身長182センチで体重は70キロ台前半……
細長いです!!
このかたのどこが好きって、本当に演じることに対してものすごくまじめでストイック!!
いつも私が期待するもの以上の準備をしてきてくれます。

自分の役に物を食べるシーンがあれば、稽古初日の台本の読み合わせ(当然テーブル稽古なわけで、立って演技したりはしません)に、もうパンやなんかを取り出して、もぐもぐ食べながら読んでくれたりするような人です。必ず、このシーンではこんなことを試したい!というプランを持ち込んでくれて、しかもそれが私の意見とくい違った時には、即座に修正して、どんどん役を深めていってくれる。だからどこの現場にいっても、本当に頼られて、信頼される存在になってしまうそうですよ。(知り合いの女優さん:談)
加えて、その頼りがいのある態度からか、年齢を問わず、女優の心もガッチリとらえてしまう、ちょい悪オヤジでもあるのだな。(笑)

私にとっては、本当に気持ちのいい稽古ができる、貴重な俳優さんの一人です。

そんな酒向芳さんですが、ただ今、東京は渋谷にあるBunkamura シアターコクーンで上演されている、シェイクスピアの『十二夜』に出演中です。この作品、主演は松たか子さん。1カ月弱の公演期間で、おそらく1万人以上の観客を動員するのですからすごいです。

公演の詳細はこちらへ……
今からでも是非見にいらしてください!! とても面白く仕上がっているようです。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_juniya.html

こちらは演劇ライフのHP。
きれいな舞台写真が載ってます。
http://blog.engekilife.com/2011/01/night.html

シェイクスピアの喜劇を、軽いタッチの演出で楽しく見せているようです。(残念ながら私は見に行けないのです…涙)
松たか子さんの、双子の兄妹の2役演じ分けも見どころ!

酒向さん! いい舞台に出てますね!!

千穐楽は、来月の26日。みなさん!まだまだ間に合いますよ!
そして、本番が終わった翌日から、『ご臨終』の稽古に本格的に舞い戻ってきてくれます。

酒向さん、早く本番終わらせて、こっちの稽古に来てください!
じゃなくて、最後の最後のワンステージまで、ステキに演じてくださいね

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
ええ、ミーハーと言われようがが何だろうが、今年は見ます!!

お目当ては……歌手じゃないんです。

えっと、歌う人ではありますが……


なんて思わせぶりに書いてもしょうがないですよね。


実は、来年2月に私が演出する二人芝居『ご臨終』で老女を演じる熊倉一雄「氏」が
白組応援団として紅白歌合戦に出演することが決まったのですよ。

これはめでたい、うれしい、たのしい!!

熊倉一雄は、私が所属する劇団テアトル・エコーの創立メンバー。
劇団の顔とも言っていい人です。
本人は、声優と紹介されることを嫌い、喜劇俳優としてプロの道を開拓し続けた人です。

名前は知らない方でも
「ひょっこりひょうたん島」の海賊トラヒゲ
「ばくさんのかばん」のばくさん
「ヒッチコック劇場」のヒッチコック
「名探偵ポワロ」のポワロ…
と言えば、ああ、あの!!と彼の個性的な声を思いだす方は多いのではないでしょうか?

その熊倉一雄の代表作(???)と言っていいものに、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のテーマソングがあります。

あの「ゲッ、ゲッ、ゲゲゲのゲ~」というあれです。

ことし、NHKの朝の連ドラが『ゲゲゲの女房』だったことがご縁となって、今年8月に同局の「第42回思い出のメロディー」にも出演しました。

その時の様子がこちら……


熊倉一雄は断じて「思い出の」人ではないぞー!!と思ったりしながら、映像を見ておりましたが、紅白にまで出演だなんて!!
ここまで来ると、受信料がどうだとか、親方日の丸がなんだとか、そんなことはすっかりぶっ飛んで、ただただうれしいです!!!

というわけで、今年の大みそかは何十年振りかで「紅白歌合戦」を見ます!!
熊さんがんばれ!!!
昨晩、下北沢演劇祭2011の結団式が、北沢タウンホールにあるスカイラウンジで行われました。
演劇祭に参加する21団体の内、19団体が参加。
実行委員会の方や、地元商店街の方々と交流を深めました。

下北沢演劇祭は、世田谷区、地元の商店街、そして下北沢駅を中心に点在する劇場や演劇団体が、参加団体と手を携え、みんなで作り上げている演劇祭です。「演劇」というちょっとオフセンターなツールを使って地元を活性化し、人と文化を盛り上げようという、手作り感覚満載のお祭りです。

来年で21回目を迎えるという歴史ある演劇祭ですが、地元と密着した温かさは、ずっと変わりなく守り続けられてきた財産のように思いました。
官主導、箱や器主導、といった企画とは一味違った中身の濃さ……。そんなものを感じて帰ってきました。

参加団体も参加する人たちの年齢もほんとうに様々……

地元に拠点を置くレパートリー・シアター
元気いっぱいの若手小劇団
下北沢で活動するアマチュアの主婦劇団
大阪からやってくる注目の劇団
創立60年を迎える児童劇団
テレビでもおなじみの俳優さんたちが「面白い事をやりたい!」と集まったユニット
演劇祭のために公募で集まったアマチュアの特別プロジェクト

みなさんの、劇団紹介、作品アピール合戦もあったかく盛り上がって、予定の1時間半は瞬く間に過ぎてしまいました。本当に、Time goes fry!! とはまさにこののと……。

みんな初めてあった方たちばかりだったのに、このアットホームさは一体何だったんだろう?
不思議な居心地の良さと、いろんな劇団さんのチラシや名刺をいただいて帰ってきました。

いよいよ動き出すんだなあ!!
そう思いました。

うーん、アップする写真の一枚もあればよかったのですが……
デジカメを持ち歩く癖をつけなきゃな……
それとも携帯の機種変更を急ぐか……??
   
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