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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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先日髪を切りました。
バッサリと!

ヘアドネーションしてきました。

こちらが寄付したかみの毛たちです。

隣りには、美容室の方が、ヘアドネーションの告知を添えてくれました。

最近タレントさんがヘアドネーションをしたことをネットに上げていて話題になっているのだそうですね。私は全然知りませんでした。(笑)

私にこれを教えてくれたのは、ある女性です。
その方は抗がん剤治療を受けたことがあり、その時の体験から、「寛解したらヘアドネーションしよう!」と決めていたのだそうです。
治療の後、生えてきたバージンヘア(と彼女は言っていました!)をそのまま伸ばして、もうすぐ寄付できる長さになるのだと……。

そうか、そんな活動もあるのか!と、ただズボラに髪を伸ばしていた私は、妙に意義を感じて、それからは必要な長さに達するまで、さらにズボラに髪を伸ばし続けました。それがようやく既定の長さを越えて……バッサリやってきました。

私の髪は、NPO法人Japan Hair Donation & Charity に届けられ、2年もの期間と工程を経て、医療用のウィッグになるのだそうです。
正直私は、ファッション用ウィッグと医療用ウィッグの違いすら知りませんでした。
医療用のウィッグは、頭を覆うベースの部分に、滑り止めのラバー素材などを使用していて、髪を固定するワンタッチピンなどを使わないのが特徴だそうです。お話を聞いてなるほどと思いました。

そしてしばらくして、こんなかわいいカードが届きました!

なんだかうれしい……


ヘアドネーションをするとき、髪質は全く問わないそうですが、何点か配慮が必要です。

31cm以上の長さがとれること
一部のサイトなどでは、16cm以上あれば寄付できるとの記載もあるのだそうですが、短い髪の毛は、ウィッグではなく実験・研究用に回されるのだそうです。ウィッグの仕上がりとしてショートになる場合でも、ウィッグを使う方に似合うようにカットするので長さは必要です。また、ロングのウィッグを作る際には、40cmから50cmの長さがいるのだそうです。髪の毛の長さ! 大事です。

健康な髪であること
寄付された髪の毛は、キューティクルをすべて剥がし、植毛の向きや毛の癖などの支障が出ないように加工されるそうです。健康な髪でなければこの作業に耐えられないというわけです! 引っ張ってプチッときれてしまうような髪の毛ではだめですよ!!


あとは、ヘアドネーションに協力しているサロンへ行ってドネーション用のカットを頼めば、必要な処理をしてくれます。興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら、こちらのサイトで検索してみてください。お近くに、ヘアドネーションをきちんと理解して協力してくれるサロンがあるかもしれません。
ヘアドネーション対応サロン検索サイト

そして、ヘアドネーション以外に「寄付金」でも協力できることをお知らせします。
いま、先に書いた「タレントさんのヘアドネーション」の影響などで、毛髪は集まるようになってきているのだそうです。ですが、それをウィッグに仕立てるための資金も必要!! むしろそちらの枯渇が、ニーズに応えていくために死活問題…なのだそうです。
寄付金を送りたいなと思ってくださる方…こちらのサイトをどうぞご覧ください。
NPO法人Japan Hair Donation & Charity
寄付金を送る: https://www.jhdac.org/support/charity.html

今回の私は、ズボラに伸ばしたままの髪だったので、毛先がバラバラで、きっと既定の長さに達しない物も、毛束にたくさんまじっていたと思います。それを見越して「40センチぐらいのところで切りますから」と美容師さんは言ってくれました。
今度は髪の手入れをもう少していねいにしていって、より良い状態の髪の毛で寄付できるようにしたいなと思いました。
この次の寄付は……何年後かな??


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あっという間に夢のような時間は過ぎ……

「楽屋」は無事に千穐楽を迎えました。

全回ほぼ満席のお客様に見守られ、ほんとうに充実した時間を共有させていただきました。

とはいえ、今回の公演はたった4回……

しかも50名ほどでいっぱの小さな小屋。

見にいらした方にはとても窮屈な思いをしていただきました。

そしてお席がご用意できず、お断りせざるをえなかった方もあり……

改めてお詫びとお礼を申し上げます。m(__)m


さて……
”ZOROMEHA企画プロデュース 楽屋²~流れ去るものはやがてなつかしき~”
というミニ・フェスティバル企画という形で開催された今回の舞台。
連続上演というスタイルの都合、色々な制約もあり、でもそれだからこそ生まれた色々なエネルギーやアイデアに支えられた一面もありました。

同じセットを使いまわしながら、それでもグループの個性を出すにはどうするか?
でも「個性を出すこと」が目的になってしまうと、作品と正直に向き合えなくなる……
といろいろ自問自答しながら幕を開けました。

結果は、案ずるより産むが易し……だったようです。
それぞれの「楽屋」はほんとうにそれぞれ個性的で。
それはもうショックを受ける程に違いました。
凄かったです!!


というわけで……
ぐるっぽ・ちょいすの舞台の様子を少しだけおすそ分けです。
写真は、清水大輔さんが撮ってくださいました。
今回、映像作家として参加してくださった清水さん……
ありがとうございました!!


初日と千穐楽には、佐野篤ミニライブがセットになっていました。
この作品のメインテーマとして使わせていただいた佐野氏の曲「Blue Imelda」……
もう、この企画のために作曲していただいたかのようでした!!
周りには化粧道具や衣裳、かつらなどがひしめく女の楽屋のセッティング。
その中で男一人のライブ……
なかなかに面白い画面でございました。


オープニングとエンディングで素晴らしい効果を生んでくれた、清水大輔さんと中島太意さんの映像&インスタレーション! 写真ではその面白さが伝わりにくいのが残念!!
舞台空間一杯に映し出されるイメージ映像と、それを反射する切り出しのオブジェ&俳優の身体……。山崎哲也氏が作ってくれた不思議なナレーションのサウンド・エフェクト……。全てが混然一体となって……演出した自分が言うのもなんですが……美しかったです。



さてようやくここからが女優陣。
女優A:小野田由紀子
女優B:小野寺亜希子
お二人の共演は、2007年の別役実作品、2012年の「ようこそ月へ/Welcome to The Moon」以来の三度目です。どちらも青柳演出作品でした。が、その息の合いっぷりはずーーーーっと同じ楽屋にいた女同士そのものでした。とかく熱くなりがち、重くなりがちな作品に、とんでもないポジティブ・エナジーをぶち込んでくれました。(笑)


女優C:松岡洋子
前回の「楽屋フェス」には女優Bで出演していた彼女。今回は役どころ変わって女優C。
会場となった「梅ヶ丘BOX」のことも熟知している知恵袋的存在でした。(笑)
演出家からの無茶振りにガッツで応え続けてくれた姿勢に感謝です! 



女優D:石川詩織
この作品中唯一「キー子」という呼び名があった彼女。劇中で、あちらの世界とこちらの世界両方を生きることになる、これも唯一の人物です。
写真は女優Dが、チェーホフ作「かもめ」の終幕、ニーナの長台詞を独白しているところ。その視線の先に何を見ているのでしょう? こんなに自然な表情であの難台詞を発してくれた彼女の将来に大きな期待を持っています!!!


そしてこの楽屋のこちらの世界で女優Cと女優Dが対峙し……
女優Dに不慮の死が訪れ……


あちらの世界の住人である女優A、女優Bのもとに女優Dが仲間入りし……
三人の楽屋の住人が、チェーホフ「三人姉妹」の終幕の台詞で清水邦夫「楽屋」を締めくくる。三人の幽霊の人生(?)が「三人姉妹」の台詞にオーバーラップし、染み入るようなシーンになりました。ある方が、客席でぼそっと「オリジナル(チェーホフ)のエンディング見てもこんなに感動しないかも…」と話していらしたのが心の支え……。

この後、三人の姿はあふれ出る星の中に飲み込まれていきました。そしてビルの街並みの下に……。この映像とのコラボシーンも本当に美しかった……。


関ってくださったすべての方に……
心からお礼申し上げます……
再演したい!と思える作品のひとつになりました。


お芝居の稽古がスタートしました。

清水邦夫:作 『楽屋』 です。

  ← こちらがチラシです。

とある劇場の楽屋に集う、女優らしき4人。
すれ違い、絡み合い、いがみ合い、寄り添い合い……
すったもんだの末に辿り着くのは……???

この作品は、日本で一番数多く上演されている作品だそうです。
初演は1977年ですが、その翌年までの間に、60本もの上演申し込みがあったとか……
驚異的な数字ですね!!

その上演記録の数字にさらに貢献すべく(?)
6グループが「楽屋」ばかりを同じ芝居小屋で、同じ道具を使って、入れ代わり立ち代わり上演してしまうという、かなりクレイジーなミニ・フェスティバルに参加します。

その名も
”ZOROMEHA企画プロデュース 楽屋²~流れ去るものはやがてなつかしき~”


シリーズ全体のチラシがこちらです。

昨日、会場となる梅ヶ丘BOXの下見に行ってきました。
いやはや、とんでもないことになりそうな予感がひしひししてまいりました。
本番が楽しみです。

公演の詳細はこちらでご覧いただけます。
FBイベントページ

皆様どうぞご来場くださいませ!

チケットのお申し込みはこちらのフォームからどうぞ。

ぐるっぽ・ちょいす公演 「楽屋」
清水邦夫:作 青柳敦子:演出

出演:小野田由紀子 小野寺亜希子 松岡洋子 石川詩織

テーマ音楽:佐野 篤

映像・インスタレーション:Screen & Vision(中島太意・清水大輔)
音響デザイン:山崎哲也

日時:
5月29日(火)19:00開場 19:30開演 with 佐野篤ミニライブ
5月31日(木)19:00開場 19:30開演 tam Stars 連続上演
6月1日(金)18:30開場 19:00開演 tam Stars 連続上演
6月3日(日)14:30開場 15:00開演 with 佐野篤ミニライブ
日時をお間違えないよう、ご注意くださいませ。


会場:梅ヶ丘BOX
チケット:前売り 3,500円 当日 4,000円

過日、めでたくつつがなく……

嫁ぎました。

なんていう書き出しで始まるときは、決まってなんか自分のこととは違うことを意味ありげに言っているだけだったりするのですが

ほんとうに嫁ぎました。




SPレコードが……。




はい、やっぱりそうでした。
すみません。


でもなんで「SPレコード」なのかって……そこは聞きたくなりません?
でしょでしょ、なるでしょ!?
と勝手に決めて書き進めます。m(__)m


それは今をさかのぼることおよそ7年前……
この作品のために購入したものなんです。

モーリス・パニッチ作 「ご臨終」


その時のブログがこちらです。
http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Entry/34/


この芝居の中に、ケンプという男が、激高して、蓄音機でかけていたSPレコードを床に叩きつけて割るというシーンがあったんです。

「うーん…SPレコードを叩き割るってどんな感じだ??」

今手に入るLPレコードとは全く素材が違うらしいSPレコードの、割れる方、飛び散り方を確かめるために古道具屋で買った1枚のSPレコード。
収録曲も演奏者も全く確かめずに、ただSPレコードだったからというだけの理由で、叩き割るために買った1枚……


ところが、いざ実験!となったときに、やっぱりどうしても割る勇気が出なくて……だって、レコードですよ!? 演奏が、音楽が入ってるんですよ!
……というわけで、そのまま後生大事にしまいこんでいました。

そのSPレコード君が、この度めでたく蓄音機演奏家のオヤビン佐藤さんのもとに嫁ぎ、なんと立派に演奏されたのでございます。

 
こちらのダンディーな方がオヤビン佐藤さんです。

蓄音機でSPレコードを聴く会を2ヶ月に1回のペースで開催していらっしゃるのですが、そこに持ち込んだところ、この盤についてもいろいろ調べてくださり、実際に蓄音機で音を聴かせてくださいました。

このレコードに吹き込まれていた演奏は
Richard Crooks / リチャード・クルックスというテノールの歌声。
片面には「De Camptown Races / 草競馬」
裏面には「My Old Kentucky Home / 懐かしきケンタッキーの我が家」←ケンタッキー・フライドチキンのCMでおなじみの曲です。
どちらもアメリカを代表する作曲家、フォスターの名曲です。

この日は「ケンタッキーの我が家」の方を聴かせていただいたのですが、これが何とも想像をはるかに超えるジーンと胸に響く素晴らしい演奏……
一緒に聴いていた方から、思わず「割らなくてよかった!」と声があがるほどでした。
オヤビンからも「名盤でしたね」と言っていただき、嬉しいやらホッとするやら……

調べて見ましたら、このリチャード・クルックス(1900年-1972年)という歌い手は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラの看板歌手だったという、押しも押されもしない実力者でした。


こちらが若き日のリチャード・クルックス氏(Wikipediaより)

どおりで……名演奏なわけです。

音源は、戦前(1936年)にレコーディングされたもので
それを戦後に再プレスしたものだそうです。


そんなことまでわかってしまうんですね!! すごいです。


……というわけで、オヤビンのもとへお嫁入りしたわがSPレコードちゃん

これで末永く、演奏してもらえます!

……といったら、オヤビンから「テノールだから、お婿入りかな?」と言われました(笑)

いい音をありがとう!!

温度だけじゃなく、湿度も表示してくれる温度&湿度計を買いました。

このところ、レッスンをしているアトリエの湿度が放っておくと20%台にまで下がってしまうという、すごい乾燥状態になってしまいます。それで部屋の湿度も気になって購入しました。

稽古場では、湿度確保の必殺秘密兵器が登場しています。



ジャン! 霧吹きです!!


こんな感じの……これです。

アイロンがけや、観葉植物などへの水やりに登場する霧吹きですが、劇場でもよく使います。
舞台の空中にシュコシュコ吹いて、舞台照明の熱や、エアコンによる湿度の極端な低下を補い、ほこりが舞い上がることも緩和してくれます。一時的にですが……。

その霧吹きでの空中散布をアトリエの空間でもバシバシやって、最低40%台を目指しています。


ところが今朝、湿度の計算のしかたでちょっともめまして…調べてみたら、完全に私の敗北でした!!(笑) 中学校二年生の科学で習うようなのですが……全く覚えてませんでした~!!
私たちの頃と今とでは、学習指導要領も変わっているので、もしかしたら習った時期は微妙に違うかもしれませんが…(-_-;)


湿度を求める公式は……

だそうです!
むむむ……わたしは単純に空気中の水蒸気量で算出するものと思い込んでいたのですが、分母が気温によって変わるんじゃないですか!? ということは、気温が低いときの40%と、うんと高いときの40%では、空気中の水蒸気量は違うってことなんですね!!

つまり、冬場の25%はめっちゃくちゃ乾いてるっていうことなんですね!!

なんと……驚愕の事実……わたしにとって……orz
まあ、結露しちゃうまであとどのくらい? っていう考え方で言えば、そういうことになるんでしょうね。

でものどの粘膜を守り、しっとり楽なコンディションで声を出そうと思ったら、冬は本当に過酷……っていうことですね!! こりゃあ、ますます霧吹きに頑張ってもらわなくちゃ!!!

……と、ひとつ学習した青柳でした……m(__)m

   
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