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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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ゴールデンウィークの初日。
東京では、さわやかな初夏の暴風が吹き荒れております。

さて、青柳が演出させていただく次のステージは……クラシックのコンサートです。

国立音大の先輩、馬場睦子さん(メゾソプラノ)と武石玲子さん(ピアノ)のリサイタルです。

第一部は、クラシック・コンサートらしいラインナップで、歌とピアノの演奏をたっぷりお楽しみいただきます。
そして第二部では、なんとクラシックに「落語」を絡ませようという…いや「落語」にクラシックを絡ませるのかな?
どっちだろう? ともかくちょっと型破りな趣向です。(笑)
  こちらがチラシでございます。

落語で登場の鹿倉家扇喬さんは、なんとなんと本業は国語の先生!
「僕は素人ですから、玄人がやらないような事でも何でもやっていいんです」
なんて言いながら、その話しぶりはいやいや堂に入ったもの。
毎回の稽古に繰り出してくださる発想とこだわりも、とてもステキです。

演目は、大河ドラマにもあやかって(?)『真田小僧』。

そこに「えええええ!?」というようなあんな曲、こんな曲をぶつけながら、少しずつ作品作りを進めています。

本番は6月15日の水曜日……
さてさてどんな仕上がりになって参りますか?

私もとても楽しみです。

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あっという間に藤の花が咲く季節になりました。 

藤にクマバチ……大好きな風景です。
写真にはクマバチ君はいませんが……


さて、先月末の「東西 動物の謝肉祭」を無事に走り抜け
さあ、次はあれやって、これやって…と思っているところで……

まんまとインフルエンザにやられました。

それは土曜日の昼頃のこと……
待ち合わせの予定があって家を出たものの、なんだかイヤ~なダルさや痛み
「これは出るぞ!」と発熱を予感して、真っ先に考えたのが

「インフルエンザだったらどうしよう!!??」

その日は土曜日
時間はちょうどお昼頃

病院に行こうと思ったらたった今の、このタイミングしかない!

意を決して、お約束をキャンセル。
近所の医院の中でも多分ここが一番遅くまで午前中の受付をしているはず!
という微かな記憶を頼りに、受付に転がり込み

「すみません…診察を!」と言うも、タイムアーウト!
「もう受け付けは終わったんですが…」という、素気ない受付嬢のお言葉…

しかしその日は土曜日
次の診察日まで待てば、それは明々後日!!
もしインフルだったらもろもろタイムアーウト!

「でも熱が出てて、インフルエンザかもしれないんです」と食い下がると…
「時間外料金がとられますがそれでもよければ…」と受付嬢…
「いいです、診てください」

というわけで、ほどなく診察。
「インフルエンザの検査をしときましょう」ということになり
鼻の中に歯間ブラシの小さいのみたいなものをぐりぐり入れられ
くしゃみをして、鼻をかんで、結果を待ちました。

インフルエンザの検査は…陰性……

「そうするとあとは対処療法しかないですね」
ということで「つらい時に飲んでください」という解熱剤と
漢方の風邪薬を処方されて帰宅しました。

しか~し、8度を超える数値を示した我が体温は月曜日になっても全く変わらず、薬がなくなるのも待たずに再び病院に行くと…
「インフルが陰性で、この熱でこの症状っていう事は、他のどこに原因があるのかってことですよね?」と頭をひねられ、血液検査、レントゲン、尿検査などなど、やや精密な検査をされました。院内で結果が出せる部分からの所見では、原因と思えるような数値はなく…
「うーん、何が原因なんだろう?」
ということになって、念のためにもう一度インフルエンザの検査をすることになりました。

例の歯間ブラシ君が再登場。
くしゃみをして、鼻をかんで、出てきた結果は……

「あ、B型陽性ですね」
「前回、検査が早すぎたんですね」

ということで原因は判明。

ところが、この時点になっては「もう薬を入れても効く段階ではないですね~」
という先生の明るい判断で、自分の治癒力で改善するのを待つことになりました。

結果、完全に熱が下がるまで、ほぼ丸々二週間。
長かったです~(T-T)

なのですが……
その間は……花粉症の症状がまるでありませんでした。

もう花粉の季節は過ぎてしまったのかもしれないと思っていたのですが……

インフルの症状が消えた途端……
目のかゆみ復活!
鼻水復活!
のどの痛み復活!
と、元に戻ってきました。

不思議です。
まるで症状に優先順位があったみたい!

でも、花粉症が楽になるからといって、インフルエンザになってもいいとは…
絶対思いません!(笑)

久しぶりのブログです。
2月の南青山マンダラ「岸田國士を読む。2016冬」も2本のステージを無事に終え、そのまま…というよりオーバーラップで稽古していた次の舞台の本番が、なんと明日3月30日です!!

川口にあるダンススタジオ、Fine Studioさんとのご縁で実現!
「東西 動物の謝肉祭」
作・演出は日本舞踊の坂東冨起子さん。
私は「演出補」なんていうたいそうな役割をいただいた上に……出演までしてしまいます。
わはは (^_^;)

  

この演目は、私にとって思い入れのあるものになっています。

というのも、今をさかのぼること20年ぐらいでしょうか?
私がリトミックの手法で創作した『ミュージカル・コレグラフィ 動物の謝肉祭』という演目に、坂東冨起子さんが出演してくださったのですが、その時から「いつかこれを日本舞踊でやってみたい!」と、ずっと胸の内に温めてくださっていたのだそうです。

そんなこととはつゆ知らず……今回のお話は本当にびっくり! 嬉しい驚きでした。

日舞版『動物の謝肉祭』は昨年の秋、創作日本舞踊の作品を集めた公演「創作自由市場」で初演。その時には20分ほどの小品でした。
今回、Fine Studioさんとのコラボで、Hip Hop、Jazz Dance、Tap Dance の洋舞を加え、演出にも新たなアイデアをたくさん盛り込んだ1時間20分の作品に成長いたしました。

大人も子どもも一緒に楽しめる音楽と踊りのパロディ作品…
『東西 動物の謝肉祭』
お近くの方がいらっしゃいましたら是非…と言いたいところなのですが……
残念ながら、かなり早い時期にチケットは完売してしまったそうです。
ありがたいことです。

さあ、今日は最後の稽古です。
頑張るぞっと!


南青山マンダラ Presents Reading Live 2016『岸田國士を読む。冬』

明日は Team 南谷の本番です!!

 

そこで私……ピアノを弾かせていただきます。

グループの中心、南谷朝子さんは、女優さんであると同時にシンガーソングライターでもあります。舞台にライブにといつも日本中を駆け回っているパワフルな女性です。

 こちらが南谷朝子さん

南谷さんのグループにピアノ伴奏で呼んでいただいたのは、昨年、2015年冬のシリーズが最初でした。今回が二回目。。。。。
前回は『雪だるまの幻想』という作品で、エンディングのコーラスの伴奏1曲でした。
今回はぐぐぐぐぐっと曲数が増えまして……

アニメーションの映像と共にお届けする、新演出・再演の『雪だるまの幻想』
オペラアリアから童謡、そして南谷さんのオリジナルソングまで、たくさんの歌が盛り込まれた『アンリエットの転地療養日記』
二本の作品両方でかかわらせていただきます。

作品全体の音楽も監修している南谷さんからは、今回ずっとこの指示が飛んでいます。
「音を少なく、軽く、厚くしないで! その方が歌詞が聞こえるから」
オペラのアリアや、お馴染みのミュージカルソングの伴奏にも、朝子さんは「軽さ」にこだわったアレンジを要求してきます。
音楽が、音楽のためにあるのではなく、芝居のためにあるということを大切にしていることがよくわかります。

明日は寒くなりそうですが、どうぞ、お時間がございましたら、南青山マンダラへお越しくださいませ!

なんだかはしゃいでしまうほど嬉しいことがあったので、ブログに書いてしまいます。

以前こちらのブログでもご紹介した「キセキノメイシ」……
文字を書くことにとても丁寧な情熱を持っていらっしゃる”文字アーティストさん”(と勝手に呼ばせて頂きます)が、自分の名刺のために、世界にたったひとつの手書き文字を書いてくれるというものです。

そんな「キセキノメイシ」で名刺を新調したのよ、と演出家・劇作家の神品正子さんが教えてくれました。
その名刺がこちら!!

  ジャン!!!

神品さんが主催するグループ「ぼっくすおふぃす」のひらがなが何とも言えない味わいでとても素敵です。

そうそう、その神品さんは明日、2月17日(水)南青山マンダラで「岸田國士を読む。2016冬」に登場します。演目は『紙風船』と『村で一番の栗の木』の2本。
どうぞ皆様南青山マンダラへお越しください!

ライブの詳細はこちらをご覧ください! 
 ストイックで精緻な神品ワールドをお楽しみくださいませ!!
 

さて……
キセキノメイシで文字を書いてくれるのは、知的障害者と呼ばれる人たちです。
この名刺も「障害者自立支援プロジェクト」というカテゴリーに入ります。
でも彼らが作りだす文字は、そんなカテゴライズのナンセンスさを教えてくれるように感じてしまいます。
むしろ逆に、彼らが書いてくれる文字のおかげで、私は自分の名前を再発見し、それまで名前に持っていたイメージを塗り替え、ポジティブな愛着を持つことができました。
まさに私にとってのキセキです。

自立支援…というのなら、評価されるべき能力を持ちながら、それを正当に評価してくれない社会からの自立といいますか……健常者と言われる我々が先入観なく評価する目と態度を手に入れることを支援する活動なのかもしれないとさえ思えてしまいます。

キセキノメイシを手にしてから、私はお会いした方に「名刺をお渡ししたい!」と思うようになりました。
どうやら同じことを神品さんも感じていらっしゃるようです。
うれしい。。。。

キセキノメイシの発案者、ZACCESSの鬼頭秀彰さんは、昨年12月に、渋谷にあるギャラリーで、知的障害者の絵画展「Art of the Rough Ciamonds(ダイヤの原石たち)」展を開催しました。

 
こちらは出展された作品の一部です。

障害者の作品は、本人の手から離れるときには美術品として取り扱われず、その後、障害者の作品という先入観が届かない市場(例えば海外)に出てゆくとアート作品としての評価がつき、高値で取引されることがあるのだそうです。制作した本人は、自分の才能に対する対価を手にすることはないという状況。それを変えたいのだと鬼頭さんから伺いました。

障害って何だろう?
才能って何だろう?
プロって何だろう?

キセキノメイシに出会ってから、自分を鏡に映すように、こんなことをずっと考え続けています。

みなさまもいかがですか? キセキノメイシ……
何か新しいことが始まるかもしれませんよ!\(^o^)/

キセキノメイシはこちらからどうぞ……
自分の名前がいとおしくなること請け合いです!
   
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