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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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あれよあれよという間に時は流れ……

昨晩初日を迎えました。

 

たくさんのお客様にお越しいただき、幸せな初日となりました!

ありがとうございます。m(__)m



さあ! 今日は二日目にして千穐楽!!!

昼の回は14:30開演

夜の回は19:30開演

当日券がございます。



さあがんばるぞ!!! っと言いたいところですが、もう私にはやることが何もありません。

出演者とスタッフさんが空間に放ってくれるつづれ織りを会場の片隅で見守っております。

みなさまのご来場をお待ちしております。

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今年はなんという年でしょう!?

毎月何かしらの本番がある……
大丈夫かしら青柳……?

持つかしら私の知性……?

というわけで、6月15日のコンサート「うたう 奏でる 噺す」を無事に終え…
(武石さん、馬場さん、扇喬さん、光太郎さん、そしてみなさまみなさま
 ありがとうございました!)
暖かいお客様の笑いや拍手に囲まれた、とても幸せなひと時でした!!

次にやってまいりますのが、恒例の「岸田國士を読む。」でございます。

 

だだーん!!

チラシも再びA3二つ折りの大きさになりました。

青柳組こと「ぐるっぽ・ちょいす」の登場は、7月27日(水)と28日(木)の両日。
もはや夏の恒例となりつつある(?)、蓄音機演奏との共演です。
完全アナログの蓄音機から流れるSPレコードの音……
一瞬にして会場の空気を換えてしまうその存在感に、すっかり魅入られております。

また今回は新たな切り口、新展開もございます!

来年2月のシリーズから、南青山マンダラの兄弟分、吉祥寺 曼荼羅でも企画を同時開催することになりました。
吉祥寺では、参加者を一般公募いたします!!

募集要項はこちらでダウンロードできます……。

いろんな方と、岸田國士を通じて出会う、交流のきっかけになればと思っております。

たくさんの方のご参加をお待ちしております!!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016『岸田國士を読む。冬』

明日は Team 南谷の本番です!!

 

そこで私……ピアノを弾かせていただきます。

グループの中心、南谷朝子さんは、女優さんであると同時にシンガーソングライターでもあります。舞台にライブにといつも日本中を駆け回っているパワフルな女性です。

 こちらが南谷朝子さん

南谷さんのグループにピアノ伴奏で呼んでいただいたのは、昨年、2015年冬のシリーズが最初でした。今回が二回目。。。。。
前回は『雪だるまの幻想』という作品で、エンディングのコーラスの伴奏1曲でした。
今回はぐぐぐぐぐっと曲数が増えまして……

アニメーションの映像と共にお届けする、新演出・再演の『雪だるまの幻想』
オペラアリアから童謡、そして南谷さんのオリジナルソングまで、たくさんの歌が盛り込まれた『アンリエットの転地療養日記』
二本の作品両方でかかわらせていただきます。

作品全体の音楽も監修している南谷さんからは、今回ずっとこの指示が飛んでいます。
「音を少なく、軽く、厚くしないで! その方が歌詞が聞こえるから」
オペラのアリアや、お馴染みのミュージカルソングの伴奏にも、朝子さんは「軽さ」にこだわったアレンジを要求してきます。
音楽が、音楽のためにあるのではなく、芝居のためにあるということを大切にしていることがよくわかります。

明日は寒くなりそうですが、どうぞ、お時間がございましたら、南青山マンダラへお越しくださいませ!

南青山マンダラ リーディンクライブ岸田國士を読む。2016冬
青柳が演出いたしました「椎茸と雄弁」
無事に3回のステージを終えることができました。

寒い中足を運んでくださったみな様! 温かい拍手に心から感謝いたします!!

さて、ライブは終わりましたが、ここでもうひとつ今回のステージで大切な役割を担ってくれたものをご紹介しようと思います。それがこちら……

 「トワル」です!!
(写真:トワル再利用プロジェクト "Re-Toile" FBページより)

今回のライブで衣装や小道具にアレンジして使わせていただいた「トワル」は、洋服のデザインの仕上がり確認のため、仮縫いの際に作られるお洋服の実寸大模型のようなものです。着る事ができるほどしっかりと丁寧に作られますが、仮縫いが済んでしまえば全て廃棄されてしまうという悲しい運命を背負っておりました。

「それではもったいない!」と、毛皮リフォーム専門のブティック TADFUR(タッドファー)の松田真吾さんが「トワル再利用プロジェクト "Re-Toile"」を立ち上げました。
トワルを ”着られるキャンバス” と銘打って、自由な発想での再利用先を募集しています。

今ではアートオブジェの素材として使用される例から、保育園のおえかき着にする例、文字通りキャンバスとして絵を描いて作品に仕上げる例、そして奄美大島伝統の泥染めを施す例、などなどなど、さまざまな発想が全国に広がりを見せているそうです。

そんなプロジェクトの一端に、私たちも加えていただきました。

舞台の上では、俳優がトワルを衣装として着させていただきました。
こんな感じです。

タイパンツと合わせてみたら、なんとも無国籍な感じでとてもステキでした。


素材はしっかりとしたシーチング。
生成りの色合いも、照明がよく映え、またハレーションもおこりにくいという、舞台では使いやすいものでした。

タッドファーさんが手掛けるのはレディース物と伺っていはましたが、コートなどのアウター仕様なので、男性でも余裕を持って着られる形やサイズがありました。

衣装としてのトワルは、なによりも「完成した洋服ではない!」と言うところが、今回のブレヒト的な、ちょっとお芝居ごっこのような演出にぴったり!!
トワルだと思えばこその大胆な(無謀な?)使い方もさせていただきました。

例えばこんな風に……
こちらはある村の農民のイメージ。
手ぬぐいやほっかむりのようなあしらいも、トワルを切ったり貼ったり割いたりして自由に作らせていただきました。


こんな使い方や(こちらは袖だけをほどいて字を書きました)……


こんなことも……(うしろで使っているのはバラした身頃です)

とても楽しく遊ばせていただきました!!

今回は基本的に「着る物」として使う範囲をあまりはみ出していませんが、もしまた機会があったら、今度は描いたり、染めたり、つないだり…もっと大胆にやってみたいな~と想像(妄想かしら?)はますます広がっています。

タッドファーさん、そして松田真吾さん
どうもありがとうございました!

みなさんも、トワルの再利用……いかがですか?
お問い合わせ先:info@tadfur.co.jp (タッドファー 松田様)

"Re-Toile" の活動そのものも、これからまだまだ進化してゆくようですよ!
どうぞご注目くださいませ!!!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 「岸田國士を読む。冬」
Team 青柳 本番は2月1日と2日の両日。いよいよ本当に近づいてまいりました!
南青山マンダラで皆様のご来場をお待ちしております。

今日は、今回のライブにはなくてはならない強力なお二人をご紹介します!
こちらのお二人!


作曲家の林光さん


そして同じく作曲家の後藤浩明さんです。

林光さんは数々の受賞歴を持つ作曲家です。管弦楽作品、声楽・合唱作品から映画、演劇への楽曲提供まで、大変幅広い分野で活躍されました。2012年1月5日に享年80歳でその生涯を閉じられましたが、残された作品たちは今も新鮮な驚きをわたしたちの中に呼び起してくれます。

中でも、演出家・劇作家の佐藤信さんの作品に提供された「ソング」と呼ばれる劇中音楽、劇中歌の数々は、
わたしたち演劇人にとってはとても印象深い、舞台表現の力を感じさせてくれる作品たちです。

岸田國士の「椎茸と雄弁」と林光さんのソング……
産まれた時代も場所も違いますが、その両者をピタッと結び付けてくださったのが、後藤浩明さんです。
後藤さんは演劇作品の中の音楽、劇音楽を専門に作曲している方です。数々の舞台で作品を手掛け、舞台人として、音楽的な提案ができる貴重な存在だと思っています。

後藤さんは、とても素晴らしい作曲家です。(と私はほれ込んでおります!)
最初にお会いしたのは、確かテアトル・エコーの作品に、ピアニストとして参加してくださった時だと思います。
他の方が書いた曲を、舞台の演技に合わせて演奏してゆく、いわゆる劇伴ピアニストだったのですが、なぜかその作業の中で「あ、この人は素晴らしい音楽人に違いない!」と思いこんでしまいました。
そのカンは大当たりで、1998年には第6回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞していらっしゃいました。


そしてやっぱり「いつか一緒に何かやりたい!」と思いながら10年余り……
本当に今回はこの台詞がいたるところで出てきますね。(笑)
やっとお願いすることができました。

とはいえ、本来なら後藤さんのオリジナル作品で……というのが作曲家に対する理想的なお願いのしかた。
今回のように他の方の曲が既にある形で、全体像のパズルや切り張りだけをお願いするようなお仕事は、ちょっと半端な感じです。それでも後藤さんは引き受けてくださいました。感謝です。

そしてやっぱり彼の提案は面白かったです!!
芝居と歌をこんな風に並べたい…と提案した私のアイデアを
こんな風にすると芝居と音楽が一体化しますよ! と投げ返してくださいました。
後藤さんのアイデアが加わることで、「全体像のパズル」は「音楽と戯曲の融合」、まさに溶け合う方向にぐぐぐっと進みました。

自分で言うのはなんですが、初めからこの作品のために音楽があったように思えるほどです。

岸田國士から林光さん、そして後藤浩明さん。
三人の素晴らしいアーティストの、時空を越えたコラボをどうぞ観にいらしてください!!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   
   
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