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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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  • 2016/01/30 (Sat)
  • 岸田國士を読む。メンバーのご紹介 その8 林光さんと後藤浩明さん

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 「岸田國士を読む。冬」
Team 青柳 本番は2月1日と2日の両日。いよいよ本当に近づいてまいりました!
南青山マンダラで皆様のご来場をお待ちしております。

今日は、今回のライブにはなくてはならない強力なお二人をご紹介します!
こちらのお二人!


作曲家の林光さん


そして同じく作曲家の後藤浩明さんです。

林光さんは数々の受賞歴を持つ作曲家です。管弦楽作品、声楽・合唱作品から映画、演劇への楽曲提供まで、大変幅広い分野で活躍されました。2012年1月5日に享年80歳でその生涯を閉じられましたが、残された作品たちは今も新鮮な驚きをわたしたちの中に呼び起してくれます。

中でも、演出家・劇作家の佐藤信さんの作品に提供された「ソング」と呼ばれる劇中音楽、劇中歌の数々は、
わたしたち演劇人にとってはとても印象深い、舞台表現の力を感じさせてくれる作品たちです。

岸田國士の「椎茸と雄弁」と林光さんのソング……
産まれた時代も場所も違いますが、その両者をピタッと結び付けてくださったのが、後藤浩明さんです。
後藤さんは演劇作品の中の音楽、劇音楽を専門に作曲している方です。数々の舞台で作品を手掛け、舞台人として、音楽的な提案ができる貴重な存在だと思っています。

後藤さんは、とても素晴らしい作曲家です。(と私はほれ込んでおります!)
最初にお会いしたのは、確かテアトル・エコーの作品に、ピアニストとして参加してくださった時だと思います。
他の方が書いた曲を、舞台の演技に合わせて演奏してゆく、いわゆる劇伴ピアニストだったのですが、なぜかその作業の中で「あ、この人は素晴らしい音楽人に違いない!」と思いこんでしまいました。
そのカンは大当たりで、1998年には第6回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞していらっしゃいました。


そしてやっぱり「いつか一緒に何かやりたい!」と思いながら10年余り……
本当に今回はこの台詞がいたるところで出てきますね。(笑)
やっとお願いすることができました。

とはいえ、本来なら後藤さんのオリジナル作品で……というのが作曲家に対する理想的なお願いのしかた。
今回のように他の方の曲が既にある形で、全体像のパズルや切り張りだけをお願いするようなお仕事は、ちょっと半端な感じです。それでも後藤さんは引き受けてくださいました。感謝です。

そしてやっぱり彼の提案は面白かったです!!
芝居と歌をこんな風に並べたい…と提案した私のアイデアを
こんな風にすると芝居と音楽が一体化しますよ! と投げ返してくださいました。
後藤さんのアイデアが加わることで、「全体像のパズル」は「音楽と戯曲の融合」、まさに溶け合う方向にぐぐぐっと進みました。

自分で言うのはなんですが、初めからこの作品のために音楽があったように思えるほどです。

岸田國士から林光さん、そして後藤浩明さん。
三人の素晴らしいアーティストの、時空を越えたコラボをどうぞ観にいらしてください!!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   
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