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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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  • 2015/06/27 (Sat)
  • 「心と体の平和バトン」 3日目 by 青柳敦子

 パフォーミングアーティストのオーハシヨースケさんからバトンをお預かりし、「心と体の平和」「心と体と平和」についてのメッセージを3日間担当させていただきます。その最終日です。



このメッセージ・リレーは、広島市西区の太光寺の副住職である東和空さんの発案で、天城流湯治法杉本錬堂さんから始まったのだそうです。バトンはメッセージを書いた方から次のお二人の方に託されます。こうしてメッセージを発信する方がどんどん増えてゆくという仕掛けです。

このブログの後、私からも新たなお二人にバトンは繋がります。

さて、その三日目に何を書きましょう?
お話ししたいことは、はっきりしているような気がするので、今日は単刀直入に参りましょう。
皆さんにぜひ見ていただきたい映像がいくつかあるのです。

まず一つ目はNNN(日テレ)のドキュメンタリーです

「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」

*dailymotion の映像なので、動画添付ができませんでした。m(__)m

45分にわたる番組です。もし今すぐに全編見ている時間はないなとお思いでしたら、文字興しをしてくださっているサイトがありましたので、こちらもどうぞご利用くださいませ。

ウィンザー通信 2015年5月8日のブログ

アレン・ネルソンさんは、日本で憲法第9条の大切さを訴える講演活動を続けていらっしゃいました。番組の中のいくつもの言葉が胸に刺さります。

「人を殺すということは、自分自信の精神や魂の、最も大切な部分をなくすことです。
 私にはもう、この大切な部分はありません。
 人を殺さなければどんなに良かったでしょう。」

「戦争は決して平和をもたらさない。
 すべての戦争が悪いことなのです。」

「平和憲法は、日本人が考え出したものではないとか
 アメリカ人に与えられたものだと言う人がいます。
 しかし、誰にもらったかは問題ではありません。 【中略】
 たとえ宇宙人がくれたものだとしても、これは全人類にとって大切なものです。」

軍隊、軍人、兵士という組織・職業は「平和のためにある」とも言われます。
仮にそれが真実だとしても、そこで働く人が、人としての尊厳を捨てなければ、失わなければ勤められないのだとしたら、それは有りうべからざるものだと思うのです。

現場で自ら考え、判断し、そして次の行動を選ぶ、そのこと自体を否定され、ひたすら命令に忠実になるよう極限状態で叩き込まれる。そうして戦禍に突入し、それでも戦場で人を殺すたびに吐き、退役後も長くPTSDに悩まされる。

そんなところまで人を追い込まなければ実行できないような事
そんなところまで人を追い込んで一生を台なしにさせるような事
それが「人」としてなすべきことでしょうか?

政治的な問題、宗教的な対立など、実際に戦争状態に陥る状況は別の話として、人が人らしくあるための道を外すようなことはすべきではない。シンプルにそう思うのです。
平和ボケと言われようと、井の中の蛙と言われようと、非現実的とそしられようと、やはり基本と理想は見失いたくないのです。

もう一つご紹介しましょう。もう20年以上(30年近く?)前にBBCが制作したドキュメンタリーです。
ネルソンさんと同様にベトナム戦争を体験した後、社会的に適合できず、山中での生活を選んだ人たちを取材した番組です。
Youtube には、三つに分割してアップされていますが、どうぞご覧ください。

「さまよえるヒーローたち -あるベトナム帰還兵-①」
「さまよえるヒーローたち ②」
「さまよえるヒーローたち ③」


軍役時代の影響で、ちょっとした刺激にも過敏な反応をしてしまうため、俗世を離れ森林での生活を選び、そこでやっと落ち着きを感じることができたという帰還兵のことばは悲壮です。

「社会が怖いんじゃない。
 俺が社会で何をしでかすかが怖いんだ」


今様々な形での平和論議が持ち上がりつつあります。
そうした中、「反戦」というテーマ以上に、人の尊厳と平安を見つめていくとどうなるだろう、ということに「表現者」としてはもっと目を向けたいという思いがあるのです。

そこでもう一つ、あるスピーチをご紹介します。
リオ会議(Rio+20)で、ウルグアイ大統領ムヒカ氏が行ったスピーチです。

この会議は地球の環境と未来を議論し合う場ですので、特に戦争と平和について語られているわけではありません。しかし、人が人として生きる目標についてとても明確に話されているというその一点で、ぜひご覧いただきたいのです。



スピーチはスペイン語、字幕は英語ですが、こちらのサイトに日本語の文字輿しがあります。

Hanabi「リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)」

「私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
 幸せになるためにこの地球にやってきたのです。 【中略】
 命よりも高価なものは存在しません。」

Hanabiさん のサイトには、ムヒカ大統領の新しいスピーチもリンクされています。
文字輿しがありますので、よろしければ是非そちらもご覧ください。

その、新しいムヒカ大統領のスピーチから、とても印象的な一説と、この一曲を添えて
私の3日間を終わろうと思います。

「私たちは
 生きている世界は涙の谷で
 死んだらパラダイスにたどり着く
 という思想にはめ込まれて育ってきました。
 天国はいまここなのです! 或いは地獄は今なのです!
 人がより良い暮らしをするには
 いま人生のために戦わなければならないのです。」

John Lennon - Imagine


今回このバトンをお預かりすることが決まった瞬間、私が真っ先に考えたのは「じゃあ何を書こう?」ではなく「じゃあ次はだれに渡そう?」ということでした。そのことも、今まで感じたことがないちょっと不思議な感覚でした。(笑)

私の次にバトンを受け取ってくださったのは、名古屋で様々な活動を展開していらっしゃる「ことばのまなびや」主宰のシンガー・ソング・アクトレス(?)の白樺八青さん。
八青さんは、既に遅筆の私を追い越して、バトンを繋いでくださっています。どうぞ八青さんからのメッセージも受け取ってください。
やお・よろず記

そして劇団文学座の女優さんであると同時に「戦争を知らない世代が描く戦争」というコンセプトでの劇作でも注目されている、山谷典子さん。
全国を飛び回って精力的に活動していらっしゃるいる山谷さんから、どんな言葉が紡ぎだされるか、とても楽しみにしています。
Il est quatre heures.

さあ、3日間が終わりました。
私のつたないブログを最後までお読みくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
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