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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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南青山マンダラ リーディンクライブ岸田國士を読む。2016冬
青柳が演出いたしました「椎茸と雄弁」
無事に3回のステージを終えることができました。

寒い中足を運んでくださったみな様! 温かい拍手に心から感謝いたします!!

さて、ライブは終わりましたが、ここでもうひとつ今回のステージで大切な役割を担ってくれたものをご紹介しようと思います。それがこちら……

 「トワル」です!!
(写真:トワル再利用プロジェクト "Re-Toile" FBページより)

今回のライブで衣装や小道具にアレンジして使わせていただいた「トワル」は、洋服のデザインの仕上がり確認のため、仮縫いの際に作られるお洋服の実寸大模型のようなものです。着る事ができるほどしっかりと丁寧に作られますが、仮縫いが済んでしまえば全て廃棄されてしまうという悲しい運命を背負っておりました。

「それではもったいない!」と、毛皮リフォーム専門のブティック TADFUR(タッドファー)の松田真吾さんが「トワル再利用プロジェクト "Re-Toile"」を立ち上げました。
トワルを ”着られるキャンバス” と銘打って、自由な発想での再利用先を募集しています。

今ではアートオブジェの素材として使用される例から、保育園のおえかき着にする例、文字通りキャンバスとして絵を描いて作品に仕上げる例、そして奄美大島伝統の泥染めを施す例、などなどなど、さまざまな発想が全国に広がりを見せているそうです。

そんなプロジェクトの一端に、私たちも加えていただきました。

舞台の上では、俳優がトワルを衣装として着させていただきました。
こんな感じです。

タイパンツと合わせてみたら、なんとも無国籍な感じでとてもステキでした。


素材はしっかりとしたシーチング。
生成りの色合いも、照明がよく映え、またハレーションもおこりにくいという、舞台では使いやすいものでした。

タッドファーさんが手掛けるのはレディース物と伺っていはましたが、コートなどのアウター仕様なので、男性でも余裕を持って着られる形やサイズがありました。

衣装としてのトワルは、なによりも「完成した洋服ではない!」と言うところが、今回のブレヒト的な、ちょっとお芝居ごっこのような演出にぴったり!!
トワルだと思えばこその大胆な(無謀な?)使い方もさせていただきました。

例えばこんな風に……
こちらはある村の農民のイメージ。
手ぬぐいやほっかむりのようなあしらいも、トワルを切ったり貼ったり割いたりして自由に作らせていただきました。


こんな使い方や(こちらは袖だけをほどいて字を書きました)……


こんなことも……(うしろで使っているのはバラした身頃です)

とても楽しく遊ばせていただきました!!

今回は基本的に「着る物」として使う範囲をあまりはみ出していませんが、もしまた機会があったら、今度は描いたり、染めたり、つないだり…もっと大胆にやってみたいな~と想像(妄想かしら?)はますます広がっています。

タッドファーさん、そして松田真吾さん
どうもありがとうございました!

みなさんも、トワルの再利用……いかがですか?
お問い合わせ先:info@tadfur.co.jp (タッドファー 松田様)

"Re-Toile" の活動そのものも、これからまだまだ進化してゆくようですよ!
どうぞご注目くださいませ!!!

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南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 「岸田國士を読む。冬」
Team 青柳 本番は2月1日と2日の両日。いよいよ本当に近づいてまいりました!
南青山マンダラで皆様のご来場をお待ちしております。

今日は、今回のライブにはなくてはならない強力なお二人をご紹介します!
こちらのお二人!


作曲家の林光さん


そして同じく作曲家の後藤浩明さんです。

林光さんは数々の受賞歴を持つ作曲家です。管弦楽作品、声楽・合唱作品から映画、演劇への楽曲提供まで、大変幅広い分野で活躍されました。2012年1月5日に享年80歳でその生涯を閉じられましたが、残された作品たちは今も新鮮な驚きをわたしたちの中に呼び起してくれます。

中でも、演出家・劇作家の佐藤信さんの作品に提供された「ソング」と呼ばれる劇中音楽、劇中歌の数々は、
わたしたち演劇人にとってはとても印象深い、舞台表現の力を感じさせてくれる作品たちです。

岸田國士の「椎茸と雄弁」と林光さんのソング……
産まれた時代も場所も違いますが、その両者をピタッと結び付けてくださったのが、後藤浩明さんです。
後藤さんは演劇作品の中の音楽、劇音楽を専門に作曲している方です。数々の舞台で作品を手掛け、舞台人として、音楽的な提案ができる貴重な存在だと思っています。

後藤さんは、とても素晴らしい作曲家です。(と私はほれ込んでおります!)
最初にお会いしたのは、確かテアトル・エコーの作品に、ピアニストとして参加してくださった時だと思います。
他の方が書いた曲を、舞台の演技に合わせて演奏してゆく、いわゆる劇伴ピアニストだったのですが、なぜかその作業の中で「あ、この人は素晴らしい音楽人に違いない!」と思いこんでしまいました。
そのカンは大当たりで、1998年には第6回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞していらっしゃいました。


そしてやっぱり「いつか一緒に何かやりたい!」と思いながら10年余り……
本当に今回はこの台詞がいたるところで出てきますね。(笑)
やっとお願いすることができました。

とはいえ、本来なら後藤さんのオリジナル作品で……というのが作曲家に対する理想的なお願いのしかた。
今回のように他の方の曲が既にある形で、全体像のパズルや切り張りだけをお願いするようなお仕事は、ちょっと半端な感じです。それでも後藤さんは引き受けてくださいました。感謝です。

そしてやっぱり彼の提案は面白かったです!!
芝居と歌をこんな風に並べたい…と提案した私のアイデアを
こんな風にすると芝居と音楽が一体化しますよ! と投げ返してくださいました。
後藤さんのアイデアが加わることで、「全体像のパズル」は「音楽と戯曲の融合」、まさに溶け合う方向にぐぐぐっと進みました。

自分で言うのはなんですが、初めからこの作品のために音楽があったように思えるほどです。

岸田國士から林光さん、そして後藤浩明さん。
三人の素晴らしいアーティストの、時空を越えたコラボをどうぞ観にいらしてください!!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   
南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 「岸田國士を読む。冬」
Team 青柳 本番は2月1日と2日の両日。
南青山マンダラで皆様のご来場をお待ちしております。

さて、メンバーの紹介第7弾は、この方!



ピアニストの武石玲子さんです。

武石さんは国立音大でわたしの先輩でした。
武石さんはピアノ科、わたしは教育音楽学科でしたので、何もなければ知らない間柄だったと思います。
それを結び付けてくれたのが、創作歌劇団「まるめろ座」でした。
「まるめろ座」は日本語に根差したオペラ作品を創作上演していたグループで、「日本で最初の創作歌劇団」を看板に掲げていました。武石さんはそこにピアニストとして参加してくださっていました。

卒業後、全く音信不通だったのですが、数年前、「まるめろ座」に関わるある先輩の追悼コンサートのお手伝いをしたことで、今回の共演につながる不思議なご縁が始まりました。
そのあと、とある演劇のコンクールの会場で、武石さんが声をかけてくださったのです。
そのコンクールに、なんと、今回出演の武田さんのグループ「オペラ工房」も参加していらしたのです!
その場で武田さんをご紹介いただき、何かご一緒できればというお話が盛り上がり、コンサートにうかがい、桝谷さんとも出会い……そしてようやく……今回の共演にたどり着きました!

武石さんとの共演で、久しぶりに私の音楽脳がちょっぴり目を覚ましてきたようです。
芝居の現場にい続けて、もちろんその中で音楽的な要素にも触れてはいましたが、音楽家として音楽と向き合っていらっしゃる方たちの求めるものの繊細さ、緻密さ、情熱に改めて触れ、音楽の奥深さを改めて感じることができました。

芝居の添え物としての音楽ではなく、芝居と音楽が対等に立つことを目指した今回の演出プランに、本当に深い共感を示して支えてくださっている武石さんには感謝、感謝、感謝です!

ライブでは、1曲、小さな曲ではありますが、ピアノのソロも聞いていただけます!
そうぞ南青山マンダラへお越しくださいませ!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   
南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 「岸田國士を読む。冬」
Team 青柳
1日と2日の本番が迫っております~!!!!(汗)
稽古も白熱しております。
おもしろい化学変化が起きております。
どうぞ皆様、是非お運びくださいませ。

さてメンバー紹介、第6弾!
今日は劇団テアトル・エコーの若手二人を紹介させていただきます。
え? けっして時間が足りなくなりそうなのではしょっているわけではありません。
は? けっして若手だからいっしょくたでいいやと思っているわけではありません。
…と言えば言うほど墓穴だなあ……すみません。m(__)m

さておき……

若手一人目はこちら!



亀井良太くんです。

なんと言っても彼の特徴はその「いい身体!」です。
長身で、ラガーマンのようながっちりした体躯。
そしてヘビメタが好きというハードボイルド(?)な奴です。

五郎丸をちょっと小さくした感じ……?
小さくしちゃいけないか。(笑)

そのがっちりな身体に、芝居愛と家族愛が詰まっています。
実は一児のパパです。

昨年の冬、このシリーズに山上優さん演出作品で出演してくれた亀井くん。
合同企画だったわたしの作品にも、台詞はないながらおもしろい存在感で長い滞空時間を埋めてくれました。

今回はもちろん台詞もたくさんあって、しかも彼の持ち味をいろいろ発揮してもらっています。
がっちりした体躯を活かしたキャラクターのあの役とか…
人知れず持っていた出身地の貴重な訛りのあの役とか…
思わず実生活とかぶってないか?と想像してしまうあのシーンとか…
八面六臂の活躍です。\(^o^)/
亀井くん! ありがとう!!

噂によると、今年、亀井君は自分で作品のプロデュースを企画しているようです。
どんな風にジャンプするのか、目が離せません。
行けっ! 亀井良太!!!


そしてもう一人はこちら



この春テアトル・エコーに入団したばかりの、早川諄くんです。
「諄」と書いて、「しゅん」と読みます。

亀井君とは対照的なキャラクターを持っている早川くん。
ちょっと背が低くて、きゃしゃな体型。
知的な雰囲気。大学では神道文化学部だったそうで、文化人類学、風土記的な話題になると、突然生き生きとしゃべりだします。
そして楽譜が読めてピアノが弾けて…。
もろ文系な感じの早川くんですが、実は筋トレおタクらしいという噂も……??

彼の武器はその声です。
どうも本人もあまり気付いていなかったようなのですが、ものすごい音域を持っています。
いわゆる「バス」の音域から「テノール」まで、らくらく出せるような喉を持っています。
後は訓練次第だね!
こんな貴重な宝物を持っていて、使いこなさなければもったいない!!

加えてとても繊細な感性を持っている人でもあります。
個人的に、その感性の可能性にとても期待しているところがあります。

俳優としての人生をスタートしたばかりのお二人。
これからどんな風に成長してゆくのかがとても楽しみです。

その第一歩に、このライブを加えてもらえたことに感謝です!

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   
さてさて、南青山マンダラ主催リーディング・ライブ「岸田國士を読む。2016冬」
2月1日、2日の本番が近付いてまいりました!!

メンバー紹介も大急ぎでいたします!!

今日ご紹介するのは、このかた!!



段丈てつをさんです。

ん? 男性? って思うようなお名前ですが、しっかり女性です!

今回、メンバー紹介にこの言葉がとてもたくさん出てくるのですが、段丈さんも「いつか一緒にやりたい」と思いながら長ーいことその思いだけを温めていた一人です。
それがようやく「岸田國士を読む。」のシリーズでかないました。

段丈さんに初めて出演していただいたのは2014年の「岸田國士を読む。夏」でした。
その時のご紹介ブログがこちらです。
そこにも書いたのですが、段丈さんからもらったペンダントを私は毎日身につけています。
それがこちらのトルコ石……。
何だか毎日この石から元気をもらっているような気がしています。

先日久しぶりに段丈さんにペンダントを見てもらったら……
だん「前はこんな色じゃなかったですよ」
あお「でしょ!? すごく蒼くなったでしょ!? この辺とかもっとグレーだったのにすごいよね!」
だん「石も自然のものですからね。変わることは良くありますよ」
あお「そうかあ。そうだなんだ~」
なんていう会話になりました。

段丈さんはとても「自然であること」に敏感な方です。
口に入れる物、薬、着る物……そして役作りにも…
自然に感じることに向き合う姿勢がとても真摯です。前向きです。
そして色や形に対するセンスが抜群です。
何だかとても頼りになる存在です。

なのに、いつもどこかちょっとおかしくてキュートです。

んーーうまく説明できませんが、つまり……

とても貴重なステキなキャラクターだと思うのです。

そんな段丈さんとご一緒できたことを、本当に今回もうれしく思っています。

皆様、南青山マンダラへどうぞお越しくださいませ。

南青山マンダラ Presents Reading Live 2016 岸田國士を読む。冬
『椎茸と雄弁』
2月1日(月)19時30分 開演
2月2日(火)1st. 14時30分 開演  2nd. 19時30分 開演
チャージ 4,000円(1ドリンク付き)

詳細はこちらでご覧いただけます。
Facebookページ https://www.facebook.com/reading.kishidakunio/
南青山マンダラHP http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

   

   
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