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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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このところの熊倉一雄さんは本当におめでたい!
じゃない、これじゃあ意味が違って聞こえちゃいますね。(^_^;)

えっと、このところの熊倉さんには、本当におめでとうを言う機会の連続です!!

昨年末の「NHK紅白歌合戦」ご出演がさしづめPart 1 なら
(その時のブログがこちら… http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Date/20101227/1/

過日の読売演劇大賞へのノミネートがPart 2
(その時のブログはこちら… http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Date/20110121/1/

そして続くPart 3 は……

 H BD KUMAsan

熊倉さん、お誕生日おめでとうございます~!!!

1月30日は熊倉さんの84歳のお誕生日でした!

ささやかながら、稽古場でハッピー・バースデイの歌を歌ってお祝いしました。
写真は、ロウソクを吹き消して、いい顔でほほえんでくださった熊倉さん……

ケーキを買ってきてくれた小野寺亜希子さんは、今回熊倉さんの稽古代役として、いつも隣にいてくれる癒し系の熟女(??)です。

彼女が選んでくれたケーキにも、パッケージにも、小さくてかわいい「クマさん」がついていました。
う~ん!! ナイスちょいす!!
そしてケーキの上にはロウソクが5本……
「お店の人に頼んで、ローソク多めにサービスしてもらいました~」と小野寺さん。
「クマさん、1本20年ですから、よろしく!」と私。

熊倉さん、いつまでもお元気で、舞台の上を跳ねまわってください。
そして沢山の声のお仕事をなさってくださいね!!

いやあ、おめでたい!!
本当におめでた続きな、熊倉さんでした!!

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)

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さて、『ご臨終』メンバー紹介三人目は
にしだ まちこさん
土葬組の、老婆、グレースを演じます。

にしだまちこ

はんなりとして、穏やかなリズムとものごしの女優さんです。
その見た目に反して、稽古に何かを持ち込んでくるときの積極性とスピードは目を見張るものがあります。

オルゴール、クリスマスツリーのオーナメント、スリッパ、バッグ、化粧ポーチ、ベッドカバー……ご自分がお持ちの、ちょっと素敵な雰囲気があるモノたちを、惜しげもなく持ってきてくださいました。しかもそれが「自分が使う物一つだけ」ではないところがすばらしくもありがたい!! 作品創りに対するあったかなジェネロシティに感謝!感謝!です。

今、稽古場は、にしださんの持ってきてくださった、たくさんの小道具たちのおかげで、本番さながらのステキな部屋に大変身しています。その素敵なものの一部は、ネタばれにならないように気をつけながら、少しずつご紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!!

そんなにしだまちこさんの現在の悩みは……?

どうやって、自然に「老ける」かということ……。
女優さんですから、ご自分の実年齢より、若い役も、年上の役も、何度も演じていらっしゃいますが、今回は劇場が小さい!! 目と鼻の先にお客さんの視線がある!! だから、こてこてお化粧をしたり、あざとくカツラをかぶったりして老けることができないのです。しかし、実年齢が役に追いつくまで、あとうん十年待っているわけにはまいりません。

そんなにしださんが、同じ役を演じる熊倉一雄氏を見てひとこと……

いいですねえ、熊倉さんは、髪なんかも本当に自然で……

そりゃそうですね……。(笑)
その時の、にしださんの純真でポッと素直な表情がたまらなくチャーミングでした。

私はその後、稽古を拝見していないので、にしださんがどのように「老け込んで」いらっしゃるのかはわかりません。でも、もしかしたら、藤原さんがアラフォーで、その叔母さんなんですから、そのまま美しい叔母君でもいいんじゃありませんか??
なんて、外野は無責任なことを言ったりいたします。

うーん、こんなところにも、作品のテイストを変える要素はたくさんあるんだなあ……。
作る側にも「楽しみだわ~」がたくさんある今回の舞台。
皆さんどうぞ見にいらしてください!。

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
朗報が飛び込んできました!!

演劇の賞として権威ある「第18回読売演劇大賞」の演出家部門に、我らが熊倉一雄がノミネートされました!
なんということでしょう!!
うれしい、うれしい、すごい、すごい!!

読売新聞の記事がこちらです。
http://info.yomiuri.co.jp/culture/2011/01/post-7.html


ノミネートの対象になったのは、昨年9月~10月にかけて、劇団テアトル・エコーが上演した「日本人のへそ」の演出に対してです。

劇団のHPがこちら。
http://www.t-echo.co.jp/2010_nipponjinnoheso/index.html

この公演は、昨年4月になくなった、作者・井上ひさしさんの追悼公演になっておりました。しかし、公演企画当時はまだ井上さんも御存命。「初演当時のメッセージ、そしてあの頃の小劇場の力は今にも通じるはず。それをよみがえらせよう!」という熊倉の熱い思いを実現すべく、井上さんご本人からも「2幕に少し手を入れようと思う」とご連絡をいただいておりました。それが果たされないまま、追悼公演になってしまおうとは……誰が想像したでしょう。

そうして迎えた「日本人のへそ」の本番。その成果が、こうした形で評価されることは、本当にうれしい。私も、稽古ピアニスト(歌の指導をしておりました)として稽古場のはじっこをうろちょろしておりました。ですから嬉しさもひとしおです!!

今回ノミネートされた方は、全員優秀賞を受賞するのだそうです。
最優秀賞、大賞の発表は、2月上旬だそうです。
どうぞ熊倉さん!!
大賞を受賞してください!! 是非っ 是非にも!!
さて、『ご臨終』メンバー紹介二人目は
藤原堅一(ふじわら・けんいち)さん
2月10日のブログでご紹介した酒向芳さんと同じ「ケンプ」という男の役を演じます。



身長180センチ、体重70キロ代前半…こちらも細長いです。
長いのは主に足です。(笑)

今回の公演では、二組のパフォーマンスをお届する仕組みになっております。
通常よくあるのは、ダブル・キャストという、同じ演目を違う俳優が演じるというスタイルなのですが、今回はちょっと趣向が違います。なぜなら、俳優だけでなく、「演出家」まで違うからです。言ってみれば「ダブル・プロダクション」
同じなのは脚本と、基本になる舞台のセットだけ。作品の解釈も表現する手法も、違ったものになってきます。(なるはずです…)
二つの組を名付けて「土葬組」と「火葬組」……
インパクトありますねえ。ええ、皆さんに驚かれます。
ま、ブラック・コメディですから。お許しください。

藤原さんは土葬組の「ケンプ」です。

彼は、劇団テアトル・エコーの俳優として、劇団内外の作品に出演しているほか、声優としても活躍しています。
NHK海外ドラマ 「ハイスクール・ウルフ」のマートン・J・ディングル役
スーパー!ドラマTV 「HEROES」のヒロ・ナカムラ役
などなど、ひねりの利いた個性的な役どころを担当しています。

実物の藤原さんも、真面目で、几帳面で、しっかりしているようで、漂々としているところもある、魅力的な男性です。加えて、なかなかの好男子!! どうぞ、そのあたりも見に来てください! なんて書くと「おい、おれは一体何なんだ?」と怒られそうですね。

今回の二人のケンプ。大きく違うのは、二人の年齢です。

方や酒向さんは既に人生経験半世紀越え。
対する藤原さんはアラフォーなお年頃。
年の差、優に一回り……
この差が役作り、キャラクター作りに影響しないわけがありません。

例えば、冒頭で彼が持ってくるスーツケース。
母親からのプレゼントだという設定になっています。
まだ青少年と言っていい頃にもらったもの…年齢が違えば、何年前にもらったのかということが当然変わってきます。そうするとその頃の流行も変わってくるし、どのくらい使いこんでいるかも変わってくるし…と、いろいろ差が出てくるわけです。

そうした事が細かく微妙に作品全編に影響してゆくと……

う~ん、予測不可能!!
どんな違った表情の作品になるかが、作るこちらも楽しみです。

というわけで、この公演では、お好きな日時の回を選んで、二組の公演をご覧いただける2公演セット料金をご用意いたしました。
通常料金4000円のところを、なんと…
2公演セットで6000円……
内緒ですが、学生料金よりお安くなっております。(どこが内緒じゃ!?)

どうぞ皆さま、会場に2度(いえ何度でも!)お運びくださいませ!!
お待ちしております。

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
いよいよ年も明けて、『ご臨終』プロジェクトも本格的に動き始めました。
ここらでぼちぼち関係者のご紹介を始めてみようかなと思います。

まずトップバッターは
酒向芳(さこう・よし)さん
『ご臨終』では、ケンプという名の男を演じます。



身長182センチで体重は70キロ台前半……
細長いです!!
このかたのどこが好きって、本当に演じることに対してものすごくまじめでストイック!!
いつも私が期待するもの以上の準備をしてきてくれます。

自分の役に物を食べるシーンがあれば、稽古初日の台本の読み合わせ(当然テーブル稽古なわけで、立って演技したりはしません)に、もうパンやなんかを取り出して、もぐもぐ食べながら読んでくれたりするような人です。必ず、このシーンではこんなことを試したい!というプランを持ち込んでくれて、しかもそれが私の意見とくい違った時には、即座に修正して、どんどん役を深めていってくれる。だからどこの現場にいっても、本当に頼られて、信頼される存在になってしまうそうですよ。(知り合いの女優さん:談)
加えて、その頼りがいのある態度からか、年齢を問わず、女優の心もガッチリとらえてしまう、ちょい悪オヤジでもあるのだな。(笑)

私にとっては、本当に気持ちのいい稽古ができる、貴重な俳優さんの一人です。

そんな酒向芳さんですが、ただ今、東京は渋谷にあるBunkamura シアターコクーンで上演されている、シェイクスピアの『十二夜』に出演中です。この作品、主演は松たか子さん。1カ月弱の公演期間で、おそらく1万人以上の観客を動員するのですからすごいです。

公演の詳細はこちらへ……
今からでも是非見にいらしてください!! とても面白く仕上がっているようです。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_juniya.html

こちらは演劇ライフのHP。
きれいな舞台写真が載ってます。
http://blog.engekilife.com/2011/01/night.html

シェイクスピアの喜劇を、軽いタッチの演出で楽しく見せているようです。(残念ながら私は見に行けないのです…涙)
松たか子さんの、双子の兄妹の2役演じ分けも見どころ!

酒向さん! いい舞台に出てますね!!

千穐楽は、来月の26日。みなさん!まだまだ間に合いますよ!
そして、本番が終わった翌日から、『ご臨終』の稽古に本格的に舞い戻ってきてくれます。

酒向さん、早く本番終わらせて、こっちの稽古に来てください!
じゃなくて、最後の最後のワンステージまで、ステキに演じてくださいね

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
   
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