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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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やっと『ご臨終』の本番を終え、ホッとするやら反省するやらで、抜け殻のようになっている青柳です。
劇場に足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

ここでちょっと目先を変えて、ぐるっぽ・ちょいすが主催する、3月のワークショップのご案内をさせていただきます。
青柳敦子が直接指導にあたる、プロと、プロを本気で目指す方のためのワークショップです。

Atsuko Aoyagi
あ、これが私です……ども!……自分の写真はちょっと恥ずかしい……(^_^;)

青柳敦子のプロフィールについては、こちらをご覧ください。
http://www.t-echo.co.jp/renmei/actress/aoyagi.html (劇団テアトル・エコーHP)

来年度は、ワークショップを核にした、小公演も企画したいと思っています。
興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
詳細をお知らせいたします。
 
 ボイストレーニング:金曜日5:30pm~7:30pm
【日程】
3月11日、3月18日、 3月25日
【内容】
単なる発声、滑舌の基礎訓練や、歌唱レッスンではない、俳優にとって必要な声と自分とのつながりを探るトレーニングです。もちろん声や言葉のテクニックの基礎から、演技表現まで、参加者に合わせて幅広く取り上げます。
*出版されている戯曲作品から、自分がやりたい一人台詞(長台詞)を選んでレッスンします。
*コミュニケーション・エクササイズなど、小人数グループの特性を生かした内容で一人一人の目標に合わせて対応します。

演技ワークショップ:木曜日6:30pm~8:30pm
【日程】
3月24日、3月31日
【内容】
俳優のコミュニケーションのためのエクササイズ
脚本の読み方、分析のしかたの実践的なトレーニング
役作り・シーン創りの基礎と応用
【教材】
*岸田國士:作「紙風船」を取り上げます。
*登場人物の中からから、演じたい役を選び、自分なりに演じる準備をしてきていただきます。

会場は豊島区内の施設です。
参加をご希望の方は、メールでご連絡ください。
会場、参加費などの詳細をご連絡いたします。
gruppo_choice@live.jp (ぐるっぽ・ちょいす)
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今日は 楽しい ひな祭り~
というわけで、3月3日のひな祭りです。

今日ご紹介するこの方からは、こんな素敵な差し入れをいただきました。

ひなあられ

ひなあられ。
くださったのは、『ご臨終』の翻訳家でカナダに在住の吉原豊司(よしはら・とよし)さんです。
こちらの写真は打ち上げの席で談笑する吉原さん。

吉原

『ご臨終』の、作品とケンプのキャラクターについて、熊倉一雄さんと熱く語り合っておりました。
(ツーショットを撮っておけばよかった!!)

こちらも熱く語り合っております、土葬組ケンプの藤原さんと吉原さんのツーショット。

Yoshi & Fuji

どうやら藤原氏は、吉原さんから「あなたのキャラクターにピッタリのの本がある! 是非読んでください!」という、なんとも役者冥利に尽きるお言葉を頂戴したようです。
藤原さん!! その作品、絶対上演して見せてくださいね!!

吉原豊司さんは、カナダの演劇を日本に紹介した立役者として、演劇界では名が通っている方ですが、もう一つ、カナダでは住友商事の駐在員としてトロント、バンクーバーなどカナダ各都市で30年間にわたり働いた経歴を持っていらっしゃいます。オーストラリアの駐在員を務めた後、カナダに渡った折、英語を聴きとるのに非常に苦労したのだそうです。同じ英語なのにさっぱりわからない…。そこで、学生時代に好きだった演劇を通してカナダの英語に慣れることを思いつき、台本を片手に(もちろん英語の!) 連日劇場に通い詰めたのだそうです。その姿が劇場の人間の目に留まるようになり、舞台関係者と話をするようになったのだとか。
そのときに培ったご縁が、今日の日加交流の礎となったのだそうです。

その後、元文化座の演出家・貝山武久氏とともに「メイプルリーフ・シアター」を創設、翻訳家として湯浅芳子賞を受賞するなど、活躍を続けていらっしゃいます。
メイプルリーフ・シアターのホームページはこちら…
http://www.geocities.jp/mapleleaftheatre1/index.html
吉原さんの詳しいプロフィールもこちらにございます…
http://www.geocities.jp/mapleleaftheatre1/sub6.htm

さてさて、差し入れにいただいたひなあられはどうなったかと言いますと

青柳 「やっぱりこれは女性で分けましょ!」
吉田 「えー! もらっていいですか!?」
永井 「長く残しとくと、婚期が遅れるとか言うしね」
青柳 「えええー!!! そうなんですかあ!!!? じゃあ早く持て帰らなきゃ!」
永井 「青柳さん、あなたがそんなリアクションするとは思ってなかった!
      そっちの方がびっくりだ!」
青柳 「何でですか?」
永井 「あなたまだお嫁に行く気でいたのね!!? それに驚いた…」
青柳 「ええええ!? ほっといてください!」

なんて楽しいカンパニーだったんでしょう。

というわけで、うさぎ饅頭(http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Date/20110223/)に続き、こちらも劇場滞空時間が短かったのでした。

吉原さんからは、今回のカンパニーにとても素敵な、びっくりするようなすばらしいご提案をいただきました。
それがどんな事なのかは……
実現の運びとなるまで、ちょっとの間、ないしょ ないしょ
2月28日(月)
ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』はめでたく千穐楽を迎えました。
ご来場くださったみなさま!
本当にありがとうございました。

その晩、バラシ(劇場のセットや道具類を撤収すること)を終えた面々は、劇場から10メートルのところにある、小料理「ふるさと」さんにお邪魔して、打ち上げをいたしました。トリのから揚げが絶品というこのお店の2階に陣取って、終電ギリギリまで、お芝居の話で盛り上がりました。

この酌み交わすお二人は
照明を担当してくださった吉田衣里(よしだ・えり)さんと
音響を担当してくださった山崎哲也(やまざき・てつや)さんです。

吉田&山崎

今回の企画は、演出まで違う二組が、同じ戯曲をかわるがわる上演するという、ダブル・プロダクション。
既にご紹介した美術&舞台監督担当の江連亜花里さん
ご紹介したブログはこちら→http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Date/20110215/
彼女をはじめ、スタッフさんは1本分の準備期間と1本分の上演期間で、正味2本分の作品に対応しなければいけないという、超ハードワークに耐え抜いてくださいました。それが無事に千秋楽を迎えたわけですから、お二人の表情にも感慨深いものがあります。

照明の吉田さんは、マチネ(昼間の公演)とソワレ(夜の公演)の間の転換で、照明の色を変え、新たに灯体を仕込み、当り替え(照明のあたる場所の微調整をし直すこと)までして、2本の作品に対応して下しました。作業をしながら、「頭切替れ!切り替わるんだ頭!」と、自分の頭をこつこつ叩いていたのが印象的です。

全く違う作品2本ならばいざ知らず、なまじおんなじ脚本なものですから、火葬組、土葬組のどっちをやるのかをよっぽどはっきり確認しておかないと、思わず勘違いしてしまいそうになるのだとか…。土葬組のゲネプロ(本番前に全てを本番通りに整えてやる通し稽古)の時には、なんと間違えて火葬組の台本を見ながらスタートしてしまい、大慌てで土葬組台本に切り替えたなんていうハプニングもあったそうです。(ゲネプロでよかった!)

音響の山崎さんは、2組のテイストに合わせて、違う曲をたくさんそろえてくれました。その中に、昨日ご紹介したPredawnの曲も入っていたわけです。
Predawnの清水美和子さんが来てくださったときのブログがこちら→http://atsukoaoyagi.blog.shinobi.jp/Date/20110225/

音響さんの選曲のセンスは、作品のイメージやムードを決定するとても大事な部分です。両方の公演を見てくださった方、気づいてくださったかしら? 実は、客入れ(お客様が客席に入ってくる開演前の時間)に掛ける音楽まで、土葬組と火葬組では違ってたんですよ!

山崎さんのアンテナは、いつも気になる音楽や音を探し出すことに向いているようで、この晩、打ち上げの真っ最中に、もらったばかりのギャラを手に「あそこに気になる中古CDがあってさ!」といそいそ買い物に出かけてゆきました。そして今朝(3月1日)、借りていた機材の返却のために、車に乗せてもらうと、ちょっと珍しい感じの音楽がかかっていて…
「この曲なんですか?」
「映画のサントラなんだけどね、夕べ買った奴。ずっと気になってた作品なんだ!」
とニコニコ解説してくれました。

吉田さん、山崎さん、本当に、本当にお世話になりました。
お二人のお仕事は、ばっちり映像に残させていただきましたので、後日お見せしますね!
本日14時開演の土葬組の公演が『ご臨終』の千穐楽となります。

あいにくのお天気ではありますが、みなさんぜひ劇場へお越しください!

土葬組、火葬組、それぞれ5回ずつという、規模としては小さな企画でしたが、私たちが得たものは本当に大きなものだったように感じています。

下北沢演劇祭に参加させていただいたこと。
ダブル・プロダクションというある意味無茶な企画に、どこまでもサポートの手を惜しまず協力し続けてくださったスタッフさんたちとの出会い。
一緒に作品世界を作り上げた、キャスト、演出家の面々(と言うほど人数多くなかったですね、二人芝居だし…)
お客様に一番最初に出会い、一番最後までお見送りしてくださる、制作スタッフの皆さん。
作品に出会わせてくださった、翻訳の吉原豊司さん(こちらもまだご紹介していませんね。ぜひぜひアップしたいおひとりです)。
そしてそして、劇場にお越しくださるお客様。

その他、ありとあらゆるご縁で巡りあい、触れ合うことができた全ての方たちに、大きな大きな感謝をこめて、「ありがとう」の言葉を送りたいと思います。

そしてその気持ちを胸に抱いて……
ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』間もなく千穐楽の開演です。

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
何を隠そう、実は昨日は、私こと青柳敦子の誕生日でした。
ブログのプロフィールも情け容赦なく自動更新されて、年齢のカウントが上がっておりました。
そこだけはなんだか嬉しくない!?

今年の誕生日は特別なイベントなし!
特別なプレゼントも、ケーキもなし!
でも、ホントにホントに最高のバースデーでした!!

お陰さまで、連日ほぼ満席になっている劇場。
幕開けから途切れることなく続くお客様の笑い(言いすぎ? いえいえ、ほんとにそんな感じなんです!)。
土葬組、火葬組とも評価は上々!(この「とも」ってところがなおさら嬉しい!!)
酒向芳&熊倉一雄のコンビネーションは最高!!
カンパニーの信頼関係もバッチリ!!

見に来てくださったお客様が「舞台、おめでとうございます」に加えて、「今日、お誕生日でしょ! おめでとう!」と言ってくださって、嬉しさ×2のおめでとう攻撃。

それから、酒向芳さんと同じ事務所(アニマ・エージェンシー)に所属する、きゃんひとみさんが、ご自分のラジオの番組で、この公演のことに触れてくださったとか。初日に見に来てくださって、「感動したから絶対どこかで話す!」と言ってくださったのだそうです。
ありがたや…
アニマ・エージェンシーのサイトがこちらです。
http://anima-agency.jp/

さらにさらに昨日は、熊倉一雄さんの「読売演劇大賞」授与式と懇親パーティにご招待をいただいて、帝国ホテルにも行ってきました。
この様子は、近日中にアップします!!

それから、このブログの来訪者数があっという間に700を越え、昨日1日で71名もの方が来てくださいました。
新記録です!!! ささやかな新記録ではありますが。(笑)

まわりの皆さんからの暖かく力強いサポートをいただきながら、こんなにたくさんの素敵な皆さんと一緒に劇場で過ごせるバースデー……

こ~~んな素敵な誕生日の過ごし方って
ほ~~かにないもの!
(火葬組を観劇なさった方にだけわかるネタですみません~)

何にも増して替えがたい、貴重な一日になりました。

ぐるっぽ・ちょいすの『ご臨終』
残すステージはあと5回。
27日(日)マチネは満員御礼、札止めとなっておりますが、他の回にはまだ若干の余裕がございます。
どうぞ下北沢へお運びくださいませ!!

ぐるっぽ・ちょいすプロデュース公演『ご臨終』
2011年2月23日~28日
下北沢 楽園 にて
詳細はこちらへどうぞ
http://k-kikaku1996.com/work/rinju/rinju.html (制作:K・企画HP)
   
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