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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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5月27日(金) 明治学院 白金キャンパス チャペルで開催される
東日本大震災復興支援のためのイベントのお手伝いをしています。。。。



「POWER FOR JAPAN チャリティ・ライブ&オークション」です。

ACT FOR JAPAN の活動を通して知り合った仲間から声をかけてもらいました。

短い準備期間でしたが、HPもできて、イープラスで前売券販売も準備が整いました。
http://power4japan.com/casts#top

facebook はこちら。
http://www.facebook.com/event.php?eid=171842196203840

第1部のライブに出演してくださるのは
・トランペットの日野皓正カルテット
・ヴォーカルのShihoさん
それに、チャペルにあるパイプオルガンで、長谷川美保さんが被災地に捧げる「祈りのコラール」を即興演奏してくれるのも見逃せません。オルガンの音色とともに被災地への祈り、エールを送りたいと思います。

ほかにもまだまだ集結中。かなり豪華な顔触れです!!

第2部のオークションでは、ライブに参加したプレイヤーゆかりの品物の他
・カスタムメイドのギターを作ってもらう権利
・NY在住のアーティストの現代アート作品
・有名ヘアメイクアップ・アーティストにプライベート・ヘアメイクをしてもらう権利
などなど、バラエティーに富んだ内容でお届けいたします。

ハンマーをふるうのは、クリスティーズ・ジャパンの畑中俊彦さん。
私も過日のACT FOR JAPANのイベントで初めてオークションという催し物に触れたのですが、これが何とも言えずかっこいいんです!! 本当にプロ中のプロって言う感じ。

品物を落札しなくても、その様子を見るだけでも楽しいと思いますよ!
もちろん、参加してお目当ての品物を落とせたら、それはもう最高でしょうね!!

オークションの収益は、全額震災復興支援のために寄付されます。
どうぞ皆様、ご参加くださいませ。
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今年の9月に京都で開催される「シェークスピア・ウィーク」
京都府立文化芸術会館で上演する作品の稽古がいよいよスタートしました。
今回は東京公演も企画しています。
三鷹の駅前にある、武蔵野芸能劇場をおさえることができました。

え? 本番は9月なのに?? 今から??? もう稽古????
と思われた方もあるかもしれませんね。

はい。かなり早目のスタートです。

今回、題材に取り上げるのはシェイクスピア作品の中でも、名作中の名作!
メジャー中のメジャー!!
あの「リア王」です。

作品をタテから、ヨコから、ナナメから…、前から、裏から、後ろから…
色々に眺めまわす作業を積み重ねて
まさに「いま」の物語として再構築する試みをしようと考えています。

そのためのブレーン・ストーンミングと読み合わせの作業をスタートいたしました。

その第1回目に顔をそろえたメンバーからは
「ほんとにこれって、こんな物語だったんだ!」
という驚きと共感の声があの場面でもこの場面でも出てきました。
本当に刺激的です。

さて、ここから作品はどんな風に育ってゆくのか!?

私にも行き着く先はまだ見えません。

ともかくみんなで創り上げる!!!
その苦しみを楽しみたいと思います。
 まだまだ余震が続いています。被災地にいらっしゃる方たちと、この震災で亡くなられた方たちに、心からの祈りを捧げます。そして、自粛の嵐、原発への不安など、なかなか平常心でいられない私たちが、少しでも早く、元気な日常に戻らなければいけないと、思う今日この頃です。

久しぶりのブログ更新になりました。
今日の話題はACT FOR JAPANの次のイベントです。
Logo
この週末、4月16日と17日の二日間、東京渋谷にあるトーキョーワンダーサイト渋谷というギャラリーで、ACT FOR JAPAN のふたつ目のイベントが開催になります。
題して!!
未来オークションlogo
メインのイベントは、プロのカメラマン、写真家の方に「近い未来のどこかで写真を撮ってもらう権利」という、まだこの世に誕生していない作品に値段をつけるというオークション!

今ある作品を買うのではなく「未来」を買っていただく。
それが被災地の「未来」にちょっとでも繋がる。

そんなことを目指した企画です。
詳細はこちらで…
http://www.facebook.com/event.php?eid=191013777608174

オークションは17日ですが
16日には癒しの香りがするツリー型香り袋を作って、被災地に送る「ユニソン」のワークショップ。こちらは親子で参加してもきっと楽しいはず。
そしてトーチカのワークショップではこんな素敵な写真に参加できちゃうかも!
http://www.safe-and-sound.jp/

色々なことが、自粛、中止となっている中、少しでも私たちから元気になろう!
そんな気がしています。

是非、渋谷にいらしてください!!
Logo アーティストの連携で、被災地に元気を送ろう、というミッションを掲げてスタートしましたACT FOR JAPAN。いよいよ始動です。オフィシャル・サイトもベータ版ではありますが、立ち上がりました。
メンバーの動きの速さと充実した内容には本当に目を見張ります。サイトも「4月1日には立ち上げよう」を目標にしていたのに、しっかり前倒しになっています。
ACT FOR JAPAN official site ⇒ http://act4.jp/

そしてACT FOR JAPANの最初のイベントも決まりました。
名付けて“ACT FOR JAPANチャリティーパーティー drink for Japan”

被災地に救援物資として送り届けるにはちょっと…という「お酒」をみんなで飲んで、お金に替えて、それを寄付しちゃおうという企画です。ドリンクを提供してくれるのは、MHDモエヘネシーディアジオ社。あのシャンパン「モエ」やウィスキーの「ヘネシー」、ワインの「ドンペリ」などを扱っている会社です。
HPはこちら ⇒ http://www.mhdkk.com/index.html

もちろんただ飲むだけではありません。
アートを通じて被災者支援をしようというアクションを起こしているグループが集まって、それぞれの活動をプレゼンテーションしてくださいます。ACT FOR JAPANは、そんな方たちと緩やかに連携し、情報を集めて広めるプラットフォームの役割を果たしたいと考えています。

さらに、このパーティーに、国際的な活躍をしていらっしゃるヴァイオリニストのアテフ・ハリム(Atef Halim)さんも参加してくださることになりました。被災地への思いと、復興への祈りを込めて、演奏をしてくださいます。
ああ、本当に楽しみです。

 Atef Halim (official site: http://atefhalim.com/index.html

また、日本で初めてipodを使ってDJ プレイを行った、DJ TAROさんもご参加。会場にはDJブースも設置される予定で、にぎやかになりそうです!!

ACT FOR JAPANチャリティーパーティー drink for Japanは…
日時:201141日(金)19時~2230
料金:¥1,000
(ドリンクの割り材や備品、配送費、パフォーマーの方の交通費などの必要経費等に充てさせていただきます)
場所:MUSEUM at TAMADA PROJECTS
104-0052 東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫2F(月島駅7番出口から徒歩2分)
地図:http://www.tamada-pj.co.jp/access/access.html
プレゼンテーター:
東日本大震災復興支援チャリティー・アート展
JAPAN ART DONATION
SAVE THE TOHOKU PROJECT
ACT FOR JAPAN
東北関東大地震災害支援プロジェクト
GALLERY TAGBOAT チャリティー・アート作品販売」
ART & Public
                                                                                                         

お時間のある方、興味を持っていただけた方、おいしいお酒を飲みたい方…
どうぞ皆様お越しくださいませ!!
 
昨年11月、京都で開催された「シェイクスピア・コンペ」で優秀賞をいただきました。

そして今年9月、同じ京都で開催される「シェイクスピア・ウィーク」に招待していただきました。

シェイクスピアを題材にした新作を持って、もう一度京都を訪れることができること。
本当に幸せに思います。
『ヴェローナの二紳士』でともに優秀賞を受賞した「グループAKT・T」と
『ご臨終』を上演した「ぐるっぽ・ちょいす」が手を取り合って、新作創りに挑みます。

取り上げる作品は、名作中の名作、知名度ナンバーワン(多分??)

『リア王』です。

ブリテンの老王リアが、3人の娘に全てを託して引退しようとする。
そのために「どれほど自分の愛しているか」を言葉で証明せよと命じる。
二人の姉はそつなく見事にそれをこなすが、末の妹コーディリアは王の耳に心地よい言葉を選べない。
その結果、コーディリアは老王の怒りを買って勘当され、その身はフランス王が王妃に迎えるべく引き取ってゆく。
老王は残った二人の姉妹の家に1カ月ずつ滞在することにしたが、姉妹の対応は日に日に冷たくなってゆくように感じる。
耐えがたさをを覚えた老王は、とうとう荒野へ飛び出し、どん底の日々の中で正気を失ってゆく。
一方老王不在のブリテンでは様々な人間の思惑が飛び交い、国政は混乱してゆく。

芝居の終盤、父を思ってフランスからブリテン入りしていたコーディリアと共に、老王までも捕虜として捕えられてしまう。
老王は、父と娘としての愛情抱きしめて一緒に生きていこうとコーディリアに話しかけるが、その末娘コーディリアも命を断たれてしまう。
怒りと絶望と後悔の内に、老王リアも絶命する。

中学校や高校でも教材として取り上げられることの多いこの作品。
「本当の愛」をめぐる物語として
コーディリアを真心の人
二人の姉を不実の人
リア王が真実に目覚めて後悔する人
という構図で読まれることが多いような気がする。

だが私の興味は違う所にある。
「王」というペルソナを演じ続けなければいけない立場にありながら、それを外したがっている男
「王女」と言うペルソナを演じながら「娘」としての日常的な立場も併せ持つ女たち
それに「臣下」としてのペルソナを演じながら、「自分の生活」も天秤に掛ける男たち
こうした人間たちが、王による財産の生前分与と権力の移譲と言う前代未聞の事態を前にどんな行動を選んでゆくかという、その悲劇性(喜劇性ともいえるかもしれない)にフォーカスを当てたい。

完全な善人はいない。
だが完全な悪人もいない。
そこにあるのは、人生を図る物差しの差だ。

非常事態に人はどんなストレスを感じ、何を理不尽と思い、どんな行動を選ぶか……

リア王をそんな切り口で読み解いてみたい。

震災も
中東情勢も
日本の経済状況も
政治も
全てがそのヒントになっているように思う。

あらゆることが、いま目の前で私を「リア王」に導いて行ってくれている。
そんな運命的なものを感じていると言ったら、大げさだろうか?

なにか、この作品にミッションめいたものを感じている今日この頃……
いよいよ始動です。

まずは……上演台本……書かなきゃ……(^_^;)
さあ、これでもう後には引けないぞっと!
   
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