あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
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早いもので、「岸田國士を読む」からもう3週間近くたってしまいました。
毎度毎度本番のあとは、なにかしらエネルギー切れで停滞する時期を過ごす私です。
今回は、とても素敵なカンパニーと作品に恵まれ、その落ち込みがなく過ごせるかな?
と、思っていたのですが……さにあらず。。。。
やっぱり来ました。ちゃーんと2週間ほど……。
やっぱり創造活動を甘く見てはいけませんね。
それはいつでも難事業です。
さてさて、私事で恐縮なのですが、今回私は稽古期間中に誕生日を迎えました。
当日、稽古の途中で、皆さんにお祝いをしていただきました!!
譜面台や小道具のセッティングをしていたら、いきなり部屋の明かりが消えて、「何? どうしたの?」と思っていたらなんと……ろうそくの灯ったかわいいケーキが登場!!! そしてHappy Birthdayの歌……
私がセッティングでしゃがみこんでいたので、暗闇の中「あれ!? 青柳さんどこ??? 青柳さんいます???」とうろたえるプレゼンターの声と、「やだ!! え? なに~!!?」と舞い上がった私の声が交錯して、それはコメディな一瞬でした。。。。。
みなさんから頂いたケーキがこちら……
白いクリームに白いパウダーシュガー……
見た目も美しゅうございました。
左手には、これまた用意してくださったかわいい木製のフォークをぐっさりとあしらってみました。
で、お決まりの一枚……
満面の笑みでございます。はい。完全に無防備な表情です。。。
みなさまありがとうございました。
本当に、こんなタイミングでこんな風に祝っていただけることなんて、なかなかありません。
今年はいい年にします!!
いただいたケーキに誓います!!
と、心に刻んだそのケーキは、あっという間においしくお腹におさまってしまいました。
ちなみにタイトルの「岸田のアルバム?」は、かつてのTVドラマ話題作「岸辺のアルバム」に似てるなと思っただけで、ええ、そんなことで……。岸田國士とは関係のない内容で済みませんでした。。。
毎度毎度本番のあとは、なにかしらエネルギー切れで停滞する時期を過ごす私です。
今回は、とても素敵なカンパニーと作品に恵まれ、その落ち込みがなく過ごせるかな?
と、思っていたのですが……さにあらず。。。。
やっぱり来ました。ちゃーんと2週間ほど……。
やっぱり創造活動を甘く見てはいけませんね。
それはいつでも難事業です。
さてさて、私事で恐縮なのですが、今回私は稽古期間中に誕生日を迎えました。
当日、稽古の途中で、皆さんにお祝いをしていただきました!!
譜面台や小道具のセッティングをしていたら、いきなり部屋の明かりが消えて、「何? どうしたの?」と思っていたらなんと……ろうそくの灯ったかわいいケーキが登場!!! そしてHappy Birthdayの歌……
私がセッティングでしゃがみこんでいたので、暗闇の中「あれ!? 青柳さんどこ??? 青柳さんいます???」とうろたえるプレゼンターの声と、「やだ!! え? なに~!!?」と舞い上がった私の声が交錯して、それはコメディな一瞬でした。。。。。
みなさんから頂いたケーキがこちら……
白いクリームに白いパウダーシュガー……
見た目も美しゅうございました。
左手には、これまた用意してくださったかわいい木製のフォークをぐっさりとあしらってみました。
で、お決まりの一枚……
満面の笑みでございます。はい。完全に無防備な表情です。。。
みなさまありがとうございました。
本当に、こんなタイミングでこんな風に祝っていただけることなんて、なかなかありません。
今年はいい年にします!!
いただいたケーキに誓います!!
と、心に刻んだそのケーキは、あっという間においしくお腹におさまってしまいました。
ちなみにタイトルの「岸田のアルバム?」は、かつてのTVドラマ話題作「岸辺のアルバム」に似てるなと思っただけで、ええ、そんなことで……。岸田國士とは関係のない内容で済みませんでした。。。
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2013年2月28日 木曜日
南青山MANDARAにて
リーディングライブ「岸田國士を読む」……おかげ様で無事終幕いたしました。
今回は本当にたくさんの貴重なものをいただいた企画でした。
まず、改めて「岸田國士」という作家と向き合い、その魅力に気づかせていただいたこと。
天才は時代を先取りするとはよく言いますが
岸田國士の作品の中には、本当に信じられないような柔軟な発想と、演劇的な表現への探求・挑戦が詰まっていました。
大正時代に!? 昭和初期に!? こんな語り口で、こんな技法で、こんなシーンを描いている人がいたなんて! 私は一体21世紀に生きていて何をやっとんのじゃい!?!? と思わざるを得ないほどの多彩な作品群にすっかり魅了されました。
また是非チャレンジしたい!!!
そう思っています。
そして、仲間と出合えたこと。
実は私は今まで「自分のグループ」というものを持とうと思ったことがありませんでした。
ですが今回は、「またこのメンバーと一緒にやりたい!」「この人たちとなら一緒にできるかもしれない!」という思いに駆られました。
そんな思いに私自身が驚いているところです。
今回は、稽古の間に誕生日を迎えました。
そしてその日、サプライズで誕生日を祝っていただきました。
当日の写真がこちら……
我ながらうれしそうです。
いただいたケーキも、とてもおいしかったです。
……みたいなことを、自分で書くと結構照れるもんですね……
みなさん、ホントにありがとうございました!!!
それから、ライブハウスという器との出会い。
劇場でもなく、スタジオでも稽古場でもない。
空間としても、制作のスタイルとしても、今までとはひと味もふた味も違った体験をさせていただきました。
岸田國士の時代、「戯曲」という形式は、とてもモダンな新しい文学のかたちだったと思われます。
さまざまな欧米の戯曲作品が翻訳され、戯曲集として出版されていた一方で、新作の戯曲は「雑誌に掲載される」かたちで、広く世にひろめられていたようです。
時には上演を目的とするよりも、「読み物」として書かれたものもあったのではないかと想像しています。
上演するということにあまりこだわらずに書かれた作品。
『傀儡の夢』はまさにそんな戯曲だったのではないでしょうか?
なにせ、上演しようとしたら、舞台転換が大変なことになります。
第1場 旦那様の書斎
第2場 ダイニングルーム
第3場 グランドピアノがある応接間
第4場 書生部屋
第5場 奥様の居間
とこんな感じですから、1場ごとにガラリガラリとセットを変えなければいけません。
ダイニングルームの大きなテーブルが出たかと思ったら、次はグランドピアノだーー!!?
それがわずか50分ほどの間のことですから。。。。。
「何考えてんだお前!?」
舞台監督さんに怒られそうです。(笑)
こんな作品を、ライブハウスでなら、パフォーマンスにできる!
これは私にとって新しい発見でした。
というわけで、岸田國士に入れ込んだ3ヶ月……
その熱はまだまだ下がらず、むしろ上がってきているのかもしれません。
きっとまた、岸田國士の違った作品と取っ組み合う日が来る……と思います。
どうぞそのときにはまた見に来てやってくださいませ。
南青山MANDARAにて
リーディングライブ「岸田國士を読む」……おかげ様で無事終幕いたしました。
今回は本当にたくさんの貴重なものをいただいた企画でした。
まず、改めて「岸田國士」という作家と向き合い、その魅力に気づかせていただいたこと。
天才は時代を先取りするとはよく言いますが
岸田國士の作品の中には、本当に信じられないような柔軟な発想と、演劇的な表現への探求・挑戦が詰まっていました。
大正時代に!? 昭和初期に!? こんな語り口で、こんな技法で、こんなシーンを描いている人がいたなんて! 私は一体21世紀に生きていて何をやっとんのじゃい!?!? と思わざるを得ないほどの多彩な作品群にすっかり魅了されました。
また是非チャレンジしたい!!!
そう思っています。
そして、仲間と出合えたこと。
実は私は今まで「自分のグループ」というものを持とうと思ったことがありませんでした。
ですが今回は、「またこのメンバーと一緒にやりたい!」「この人たちとなら一緒にできるかもしれない!」という思いに駆られました。
そんな思いに私自身が驚いているところです。
今回は、稽古の間に誕生日を迎えました。
そしてその日、サプライズで誕生日を祝っていただきました。
当日の写真がこちら……
我ながらうれしそうです。
いただいたケーキも、とてもおいしかったです。
……みたいなことを、自分で書くと結構照れるもんですね……
みなさん、ホントにありがとうございました!!!
それから、ライブハウスという器との出会い。
劇場でもなく、スタジオでも稽古場でもない。
空間としても、制作のスタイルとしても、今までとはひと味もふた味も違った体験をさせていただきました。
岸田國士の時代、「戯曲」という形式は、とてもモダンな新しい文学のかたちだったと思われます。
さまざまな欧米の戯曲作品が翻訳され、戯曲集として出版されていた一方で、新作の戯曲は「雑誌に掲載される」かたちで、広く世にひろめられていたようです。
時には上演を目的とするよりも、「読み物」として書かれたものもあったのではないかと想像しています。
上演するということにあまりこだわらずに書かれた作品。
『傀儡の夢』はまさにそんな戯曲だったのではないでしょうか?
なにせ、上演しようとしたら、舞台転換が大変なことになります。
第1場 旦那様の書斎
第2場 ダイニングルーム
第3場 グランドピアノがある応接間
第4場 書生部屋
第5場 奥様の居間
とこんな感じですから、1場ごとにガラリガラリとセットを変えなければいけません。
ダイニングルームの大きなテーブルが出たかと思ったら、次はグランドピアノだーー!!?
それがわずか50分ほどの間のことですから。。。。。
「何考えてんだお前!?」
舞台監督さんに怒られそうです。(笑)
こんな作品を、ライブハウスでなら、パフォーマンスにできる!
これは私にとって新しい発見でした。
というわけで、岸田國士に入れ込んだ3ヶ月……
その熱はまだまだ下がらず、むしろ上がってきているのかもしれません。
きっとまた、岸田國士の違った作品と取っ組み合う日が来る……と思います。
どうぞそのときにはまた見に来てやってくださいませ。
南青山MANDARA PRESENTS READING LIVE
「岸田國士を読む」
「岸田國士を読む」
2013年2月28日(木)
15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
チケットは「南青山MANDARAのHP」からもご予約いただけます。15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
いよいよライブは明日!
今度こそ本当に明日です。
そしてメンバー紹介も最後になりました。
それがこちらの……
小林親弘(こばやし・ちかひろ)さんです。
えーっと、はっきり言いまして……若くていい男です。
それはもう、今回のカンパニーの全員が口をそろえてそう言っております。
背も高いです。
あちこち長いです。
とりわけ、腕が長いです。
昨年、私が演出した『K・リア ~ヒメミコタチノオハナシ~』に出演してくださったのですが、そのときの衣装さんが、彼の袖丈に驚いて、採寸間違えたかと二度見したとかしなかったとか?
でき上がってきた衣装は、既製品のワイシャツをベースにして作ってあったのですが、袖のところにぐるっと腕章のような切り替えが付いていて、ワンポイントになっていました。(笑)
余談はさておき……
小林さんは、「演劇集団 円」という劇団に所属している俳優さんです。
吹き替えのレギュラー番組などを抱えて大忙しの、将来を嘱望されている若手さんです。
「演劇集団 円」と言えば、あの方が所属していらした劇団です。
女優の岸田今日子さんです。
私の年代だと、「ムーミン」の声に始まって、TVドラマ「傷だらけの天使」の不思議なマダム役、時代劇「大奥」のナレーション、などなど鮮烈なイメージを残すお仕事をたくさんしていらっしゃる方で、私も大好きな女優さんでした。彼女が出演している阿部公房の映画「砂の女」は本当にすばらしいと思います。
その岸田今日子さんこそ、何を隠そう、今回取り上げる「岸田國士」氏のお嬢さん、娘さんなのです。
小林さんに、岸田國士との縁を感じませんか? と尋ねたら
「いやあ~、でも僕はやったことなかったんですよね~」というお返事。
縁が深いからこそ、簡単には扱えないということでしょうか?
今回はそのご縁をぶち壊す(???)勢いの、熱いチャレンジをしてくださっています。
小林さんは多感、敏感、そして怖がりです。(笑)
でも役の世界にひとたび入り込むと、とことんまで深く沈みこんでゆく勇気がある方です。
その感じ易さゆえに、きっと傷つきやすいところもあるのだろうなあと想像しながら……
でも全然手綱を緩めずに稽古を進めている私って……ド・S???
打てば響く、という言葉がありますが
彼の場合は追いつめれば、必ず深みにはまってくれる、高見にも登ってくれる
そんな俳優さんです。
正直に言っちゃって……
おばさん、この子の将来が楽しみだわwwww
と、ちょっとミーハーです。。。。
どうぞ、そんな素敵な小林親弘さんに会いに、南青山MANDARAへお越しくださいませ。
ファンになるなら今のうちですよ~!!!
大スターになっちゃってからじゃ、手が届きませんよ~!!!
不謹慎? すみません。m(_ _)m
岸田今日子さん。
小林くんをどうぞ空から見守っていてくださいませ!!!
南青山MANDARA PRESENTS READING LIVE
「岸田國士を読む」
「岸田國士を読む」
2013年2月28日(木)
15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
チケットは「南青山MANDALAのHP」からもご予約いただけます。15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
いよいよ本番が迫ってまいりました。
今朝からずっと、「明日のライブ、明日のライブ」ってパニックになっていた私ですが…
。。。。。。。明後日でしたね。。。。。
。。。。。。。落ちつこう。。。。。。。
さて、今日ご紹介するメンバーは……
石川詩織(いしかわ・しおり)さんです。
石川さんは、劇団SETの女優さんです。
と言ってもなじみのない方も多いかもしれませんが、SETを省略しないで全部言うと
スーパー・エキセントリック・シアター
となるのでございます。
SETは、テレビでおなじみの三宅裕司さんや小倉久寛さんが所属する劇団です。
大活躍の先輩方に囲まれて、詩織さん自身も劇団の舞台のほか、大きな劇場での公演やテレビ、映画のお仕事もしていらっしゃいます。
SETと言えばコメディです。
笑いです。ドタバタです。(と言ったら言い過ぎですか?m(_ _)m)
そんな劇団に所属していなる人なら、いつでもどこでも人を笑わせて、軽~いノリであたりを和ませる、超あけっぴろげポジティブ人間……かと思いきや、ちょっとイメージが違います。
笑いは好き。
人を楽しませるのも好き。
好きだからこそ、それを大真面目に真剣にやっている姿が、とてもひたむきで打たれるんです。
詩織さんのイメージを一言で言い表すとしたら……これですね。
一直線!!!
しかもやっぱり、冴えてシャープなブルーじゃなきゃですね!
とても繊細で、折れちゃいそうな細い体つきをしているのに、ズバッと振り下ろす刃のようなシャープさと勢いのある動きとリズム感を持っています。
身体能力が高いからできる技なんでしょうね。
同じお笑い系のことをやっている人でも、もじゃさんとは全くタイプが違います。
おもしろいんです。ほんとに。
やっぱり今回は、とても個性的な人たちに集まってもらえたんだなあと、ここまでご紹介をしてきて本当に強く感じました。こんな出会いを作ってくれた南青山マンダラさんに感謝です!!
ステキな人たちに囲まれて、あともうひと頑張り!!
本番はもう目の前!!!
えっと、明日じゃなくて、明後日です。
みなさまのお越しをお待ちしております。\(^o^)/
南青山MANDARA PRESENTS READING LIVE
「岸田國士を読む」
「岸田國士を読む」
2013年2月28日(木)
15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
チケットは「南青山MANDALAのHP」からもご予約いただけます。15:30開演 & 19:30開演 の 2ステージ
チケット 3700円 (ワンドリンク付き)
梅の花が咲きだしましたね。
早くも花粉症!という方もいらっしゃるようです。
春遠からじ!
ライブも遠からじ!!!
どうぞ皆様のご来場をお待ちしております。
さて、今日はこの方をご紹介しようと思います。
武田洋(たけだ・ひろし)さんです。
武田さんは早稲田大学のご出身。
なるほどそこから演劇に……と思いきや、さにあらず。
グリークラブをスタートラインに音楽の道に入られ、「オペラシアターこんにゃく座」を経て、現在は「オペラ工房」の世話人と称して、オリジナルのオペラ作品の脚本・演出などなどを一手に引き受けていらっしゃる方です。
稽古場での武田さんは、博識・博学!!!
そして甘い物好き
歌い出せば堂々のテノールで周囲を圧倒します。
そんな武田さんですが
先日の稽古で、びっくりなキャリアが判明しました。
新聞記者として、あの田中角栄氏に張り付いていらしたのだそうです!!
へえええええ!!! みんな驚嘆の声を挙げました。
なるほど、伝えることと文章を書くこと……こんな現場で磨き上げられたんですね!
その筆の才能を活かして、脚本を書いたりしていらっしゃるというわけです。
そして、脚本だけでなく、こんなものも……。
ペンネーム:武田京三著 『わし 死にとうないんや』
ある特別養護老人ホーム(通称・特養、現・介護老人福祉施設)と15年にわたって関わり続け、その中で出会った物語だそうです。
記者魂を感じます。
音楽と、演じることと、社会をつなぐ武田さん……
今回のライブでは、武田さんの歌声もしっかりお聞きいただけます。
どうぞお楽しみに!
そうそう、武田さんの本『わし 死にとうないんや』と、先日ご紹介した一青妙さんの『私の箱子(シャンズ)』は、ライブの会場でもお求めいただけます。
どうぞお手に取ってごらんください。そして是非おうちに連れて帰ってください!