あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/22 (Fri)
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- 2012/07/11 (Wed)
最近思うこと その1 音楽を単なる合図にするなww
ほぼ一か月ぶりのブログ更新です。
今年は仕込みの年。
で、目立った創作活動がありません。
数本の脚本や、プロジェクトのプランをああでもないこうでもない考えていると、どうしてもも内省的になってきて、気楽に書き表せることや、しっかりと自信を持って公表できることが少なくなってくるみたいです。
なので、ちょっと演劇から離れて、最近、物思うことなどを書いてみようかなと……
徒然草というか……
道草というか……
そんな感じです。
というわけで……さて……
最近思うのですが、駅の構内や、様々な家電製品の合図に、音楽というかメロディというか、そういうものが使われるのが、なんとも気になってしょうがありません。
たとえば、お隣の家の…たぶん洗濯機なのですが、作業が終わると、例のよくあるデジタル音でポンポロピンピンポンポロポンポン…と軽快なメロディが流れるのですが、それがモーツアルトのピアノソナタ11番の第一楽章。
とても有名な素敵な曲なんですが、電子音のメロディだけ、しかもえらいアップテンポ……オリジナルのムードまるでなし!! なのでございます。
完全に音楽をただの「合図の信号」にしてしまっている。
最初に聞いた時には吹き出しました。ほとんど爆笑ものでした。
そしてなんだか腹が立ちました。
なんであの曲がこんなになっちゃうの? と悲しくなりました。
それでもまだフレーズのキリのいいところまでなるからいいようなものなのでしょうか?
駅の構内で鳴る「発車ベル」にされる音楽はもっと扱いがひどい!! メロディの途中でぶっつり切られたり、全然違う調の他のホームの音と重なったり……もう音楽としての尊厳なんてゼロ!って感じがします。
音楽には、ちゃんと文法のようなものがあって、行くべきところや収まるべきところまできちんとたどり着いてようやくしっくりするものなのに、それをあまりにも無視されすぎているような気がするのです。
たとえば、「間もなく電車が発車します」というアナウンスを「間もなく電車が発車し…」と、途中でぶっつり切られたり、「間もなく電車がはつ、車がはつ、車がはつ、車がはつ」なんてぶつぶつ繰り返されたりしたら、「なんじゃそりゃ!?」って思いますでしょう? 音楽だって同じなんですよね。
そういうところに繊細になってもらうことはできないのだろうか?
そんなことを思いながら、氾濫する音に耳を奪われております。
かく言う我が家のお風呂がわいた時の合図の音は、エステン(オースティン)作曲の『人形の夢と目覚め』の中間部(夢の世界に入ったところね)。一応テンポや音の構成はオリジナル通りだし、オルゴール音なのも、オリジナルとそんなみにミスマッチではないので大目に見ています。(-_-;)
今年は仕込みの年。
で、目立った創作活動がありません。
数本の脚本や、プロジェクトのプランをああでもないこうでもない考えていると、どうしてもも内省的になってきて、気楽に書き表せることや、しっかりと自信を持って公表できることが少なくなってくるみたいです。
なので、ちょっと演劇から離れて、最近、物思うことなどを書いてみようかなと……
徒然草というか……
道草というか……
そんな感じです。
というわけで……さて……
最近思うのですが、駅の構内や、様々な家電製品の合図に、音楽というかメロディというか、そういうものが使われるのが、なんとも気になってしょうがありません。
たとえば、お隣の家の…たぶん洗濯機なのですが、作業が終わると、例のよくあるデジタル音でポンポロピンピンポンポロポンポン…と軽快なメロディが流れるのですが、それがモーツアルトのピアノソナタ11番の第一楽章。
とても有名な素敵な曲なんですが、電子音のメロディだけ、しかもえらいアップテンポ……オリジナルのムードまるでなし!! なのでございます。
完全に音楽をただの「合図の信号」にしてしまっている。
最初に聞いた時には吹き出しました。ほとんど爆笑ものでした。
そしてなんだか腹が立ちました。
なんであの曲がこんなになっちゃうの? と悲しくなりました。
それでもまだフレーズのキリのいいところまでなるからいいようなものなのでしょうか?
駅の構内で鳴る「発車ベル」にされる音楽はもっと扱いがひどい!! メロディの途中でぶっつり切られたり、全然違う調の他のホームの音と重なったり……もう音楽としての尊厳なんてゼロ!って感じがします。
音楽には、ちゃんと文法のようなものがあって、行くべきところや収まるべきところまできちんとたどり着いてようやくしっくりするものなのに、それをあまりにも無視されすぎているような気がするのです。
たとえば、「間もなく電車が発車します」というアナウンスを「間もなく電車が発車し…」と、途中でぶっつり切られたり、「間もなく電車がはつ、車がはつ、車がはつ、車がはつ」なんてぶつぶつ繰り返されたりしたら、「なんじゃそりゃ!?」って思いますでしょう? 音楽だって同じなんですよね。
そういうところに繊細になってもらうことはできないのだろうか?
そんなことを思いながら、氾濫する音に耳を奪われております。
かく言う我が家のお風呂がわいた時の合図の音は、エステン(オースティン)作曲の『人形の夢と目覚め』の中間部(夢の世界に入ったところね)。一応テンポや音の構成はオリジナル通りだし、オルゴール音なのも、オリジナルとそんなみにミスマッチではないので大目に見ています。(-_-;)
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Comments
No Title
著作権にひっかからないクラシックほど好き放題やられちゃってますよね。
ここに書かれてることとまたちょっとズレるけど、コマーシャルで替え歌みたいに勝手に歌詞つけたりして使われてるのもいやですね。
うちの父はしょっちゅう「ベートーベンが怒るぞ」「チャイコフスキーに謝れ」とつっこんでます。
つっこんでいきましょう!
パロディとしてでも、新たな作品としてでも……。
ちゃんと力を持っていてい欲しいです!!
とはいえ某ヨドバシ何なんたらぐらいまで押し切ってくれると、これはこれで認めざるを得ないところが出ちゃいますよね。よくぞ(いや、よくもまあというべきか??)ここまでベタに押し切り続けてくれました、という感じ?(笑)
そう言われてみると
少しズレますが、家庭の玄関チャイムも最近変ですね。配達で1日に何10回とチャイムを押していると、マンションしかり、戸建てしかり、へんなメロディーのついたものや、非常ベルかと思うくらいけたたましい鳴りかたのものに遭遇したり...疲れているときには妙に勘に障るものもあり(汗)チャイムはやっぱり昔ながらのピンポーンがいいな。話そらしてごめん
書き込みありがとうございます!
非常ベル! 耳の遠い方が住んでいるのかしら?
うちは古式ゆかしい「ピンポーン」です。
個人的には、メールが来たときに「You've got a mail!」って言われるのもイラッとくる感じがする私です。(笑)
合図やシグナルは、それらしい範囲内にとどめておいてほしいと思うタイプですねえ。
携帯電話の着メロっていう発想も実はダメ派……途中で切るために鳴らすなんて、何か受け入れがたい……
そういえば以前、カナダ人のお友達が、日本の夕方のチャイム(時刻を知らせるために『夕焼け小焼け』とか『遠き山に日は落ちて』とかを鳴らすアレです)を聞いて、「なんで音楽ななの! メロディなの? 信じられない!」と爆笑していたのを思い出しました。
これって日本だけなのかしら???
うん、うん
:うん、うん、うん
携帯の着信音に自然の音とか黒電話の音とか、いろいろ入っているのは、そういう志向の人もたくさんいるってことですよね!