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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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いよいよ本番です。

今日です。

外苑前にあるライブハウス 南青山MANDALAです。

4日間続く ライブハウス主催のステージ READING LIVE 『岸田國士を読む』

その最終日です。

泣いても笑っても 今日が最初で最後……

こうなると演出家というのは空しいものですね

まな板の上の鯉……ではなくて そのまな板の上に上がれない存在になってします。


今回上演(朗読?)する作品は三つ……

『異性間における友情と恋愛』
これは昭和8年に月刊誌「婦人公論」に掲載された文章を、そのままレクチャー風に味付けし、プロジェクターでの図解を交えながらお聞きいただく形にしました。内容はとても面白いです。当時のモダンな「男女の関係」に対する洞察が、今日の男女の状況を予言しているかのようです! その上とてもユーモラス! 楽しんでいただけたら嬉しいです。

『ヂアロオグ・プランタニエ』
二人の女学生が自分たちの恋愛と結婚について告白しあう、かわいらしいシチュエーションです。
自由恋愛という言葉がもてはやされながら、まだまだ写真一枚、お式の当日まで相手に会うこともなく結婚させられるというパターンも非常に多かった時代……。自分から恋をうちあけるということに、今よりももっともっと勇気が要った……
その情景がとても生き生きと描き出されている作品です。
ほんとに、女の子の心理をこんなに細かく描ける「男性」作家って、一体どんな目をしてまわりを見ていたんでしょうね?

『チロルの秋』
岸田國士がフランス遊学から戻って、最初に書きあげた戯曲です。
フランスでもう1本書いていますが、日本で、日本の俳優が上演するために書いた作品という意味では、これが最初の本です。
とてもロマンティックで、尚且つファンタジック…という印象で受け取られている本ですが、取り組んでみたら、どっこい、骨太なリアリティがいろいろ仕組まれていました。それをどう表現できるか……後は俳優さんに全権委任です。

今回、このパフォーマンスのために、簡単な映像を用意しました。
ええ、私が作れる程度ですから、ホントに簡単です。
でもやりはじめたらいろいろ工夫したくなってきて……

結局、1時間ちょっとのパフォーマンスに対して、パワーポイント150枚を超える画面数になりました。作った本人んが「ひょえ~」という感じです。

それもうまく生きるかどうか……?
今宵を限りのお披露目です。

南青山マンダラHPはこちら

公演は 3時半から と 7時半から……
会場は開演の1時間前です。
ライブハウスですから、お好きなワンドリンクがついてます。
もちろんアルコールもあり……というより、ノンアルコールもあります! という感じでしょうか?(笑)

もしお時間がありましたら、どうぞお運びください。
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