あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/22 (Fri)
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- 2012/02/20 (Mon)
受賞ならず! でも収穫はたくさん!!
昨日、第3回せんがわ劇場演劇コンクールの最終選考がありました。
18日、19日の二日間で、8団体がそれぞれ30分の作品を上演。
10名の市民審査員と、4名の専門家審査員が、グランプリとオーディエンス賞の2賞を選考しました。
結果は こちら。。。。
【出演】 (登場順 敬称略)
辻 輝猛(グループAKT. T主宰)
小野寺 亜希子(テアトル・エコー)
藤波 大(NLT)
山岡 竜生
玉置 祐也(演劇集団 円)
岩寺 真志
小野田 由紀子
【スタッフ】
照明プラン 清水 義幸(カフンタ)
照明オペ 宇野 敦子
音響 山崎 哲也(テアトル・エコー)
【スペシャル・サンクス!】
山谷 典子(文学座)、吉益 弘子、片岡 亮子、遠野 聖
そして、せんがわ劇場関係者の皆様
参加した団体の方々
審査員の皆さん
本当に充実した機会を与えていただいて、ありがとうございました!!!
またお会いしましょう!!!!!
18日、19日の二日間で、8団体がそれぞれ30分の作品を上演。
10名の市民審査員と、4名の専門家審査員が、グランプリとオーディエンス賞の2賞を選考しました。
結果は こちら。。。。
キトキト企画さんの「ヘソのゴマ、ゴマの星」が、グランプリとオーディエンス賞の2賞ダブル受賞となりました。
私が演出を担当した、グル―プAKT. Tは受賞ならず……残念でした。
キトキト企画さんは、地元調布にキャンパスがある、桐朋学園の演劇科を卒業した女性3名が中心になって結成されたグループだそうです。稽古の合間を縫って公演を見てきたAKT. Tのメンバーが「面白かったよ! 客席湧いてたし。おれの後輩の舞台だから、これだけは観たかったんだ」ととても好印象な様子で話していましたので、きっとステキな舞台だったのだろうなあと想像しています。
キトキト企画さんのホームページはこちらです。
ほんわか、かわいい感じです。
今回は、スケジュールの都合で、他の団体さんの舞台を全く見られませんでした。それがとても残念。。。。
そして、受賞できなかったことも残念っちゃ残念なのですが、どうもそことは違うところに、私のフォーカスは向いていたらしいです。で、コンクールが終わって、今日はとてもうれしい!!! すごく楽しい!!! 久しぶりの開放感を味わっています。
今年の私の目標は「正直になる」です。
で、その目標を今回の稽古で遺憾なく発揮させていただきました。
通常、作品創りの現場では、俳優さんを「既に技術も感性も持ったプロ」として尊重することが基本です。ですから、ウォームアップの方法や、役作りのプロセス、脚本の読み解きかたなどにふれることはありません。
ですが今回はあえてそこに口を出し、注文を突っ込みました。
宿題を出したり、課題を与えたり、いろいろ余計なことをやらかさせていただきました。
わずか30分の作品を作るのに、まるまる1ヶ月以上の稽古期間を持ちました。
日ごろ自分が持っている方法論とは違うプロセスを要求されて、戸惑ったりパニックになったりする俳優さんも出ましたが、それには頓着しませんでした。挙句の果てには、本番約1週間前にキャストを変更したりなんていう大騒ぎもしでかしました。ですがそれはやってよかったと思っています。
私はアメリカ人の女性から演技や演出の方法を習いました。ですので、日本の演劇の訓練方法を知りません。劇団の養成所も知りませんし、大学の演劇科も知りません。テアトル・エコーという劇団にもかなりの年になってからオーディションで入団しましたので、エコーの俳優育成のプロセスも全く知りません。
そんな私ですから、どの現場に行ってもかなりの確率で認識の差に出くわしていました。
俳優が演じる際に最低限必要だと考えられているものが全く違う!! その戸惑いをグッと呑みこみながら稽古してきました。ですからどこか歪で誠実味に欠けたような妙な態度に見えていたところがあったと思います。それをやめると決心したのが今年の抱負「正直になる」です。
今回のコンクール参加を通して、本当に一緒にできるのが誰なのか、それは正直にやってみればおのずと見えてくるのだということが本当にはっきりわかりました。本当にはっきり、俳優、演出家、両者にとって明確になったのだと思っています。
なので、今回、悔いはありません。
やっぱり「正直になる」のは大切なことだということを再認識して、次の一歩を踏み出そうと思います。
最後になりましたが、今回の舞台で一緒に戦ってくれたメンバーを、感謝を込めて紹介します。私が演出を担当した、グル―プAKT. Tは受賞ならず……残念でした。
キトキト企画さんは、地元調布にキャンパスがある、桐朋学園の演劇科を卒業した女性3名が中心になって結成されたグループだそうです。稽古の合間を縫って公演を見てきたAKT. Tのメンバーが「面白かったよ! 客席湧いてたし。おれの後輩の舞台だから、これだけは観たかったんだ」ととても好印象な様子で話していましたので、きっとステキな舞台だったのだろうなあと想像しています。
キトキト企画さんのホームページはこちらです。
ほんわか、かわいい感じです。
今回は、スケジュールの都合で、他の団体さんの舞台を全く見られませんでした。それがとても残念。。。。
そして、受賞できなかったことも残念っちゃ残念なのですが、どうもそことは違うところに、私のフォーカスは向いていたらしいです。で、コンクールが終わって、今日はとてもうれしい!!! すごく楽しい!!! 久しぶりの開放感を味わっています。
今年の私の目標は「正直になる」です。
で、その目標を今回の稽古で遺憾なく発揮させていただきました。
通常、作品創りの現場では、俳優さんを「既に技術も感性も持ったプロ」として尊重することが基本です。ですから、ウォームアップの方法や、役作りのプロセス、脚本の読み解きかたなどにふれることはありません。
ですが今回はあえてそこに口を出し、注文を突っ込みました。
宿題を出したり、課題を与えたり、いろいろ余計なことをやらかさせていただきました。
わずか30分の作品を作るのに、まるまる1ヶ月以上の稽古期間を持ちました。
日ごろ自分が持っている方法論とは違うプロセスを要求されて、戸惑ったりパニックになったりする俳優さんも出ましたが、それには頓着しませんでした。挙句の果てには、本番約1週間前にキャストを変更したりなんていう大騒ぎもしでかしました。ですがそれはやってよかったと思っています。
私はアメリカ人の女性から演技や演出の方法を習いました。ですので、日本の演劇の訓練方法を知りません。劇団の養成所も知りませんし、大学の演劇科も知りません。テアトル・エコーという劇団にもかなりの年になってからオーディションで入団しましたので、エコーの俳優育成のプロセスも全く知りません。
そんな私ですから、どの現場に行ってもかなりの確率で認識の差に出くわしていました。
俳優が演じる際に最低限必要だと考えられているものが全く違う!! その戸惑いをグッと呑みこみながら稽古してきました。ですからどこか歪で誠実味に欠けたような妙な態度に見えていたところがあったと思います。それをやめると決心したのが今年の抱負「正直になる」です。
今回のコンクール参加を通して、本当に一緒にできるのが誰なのか、それは正直にやってみればおのずと見えてくるのだということが本当にはっきりわかりました。本当にはっきり、俳優、演出家、両者にとって明確になったのだと思っています。
なので、今回、悔いはありません。
やっぱり「正直になる」のは大切なことだということを再認識して、次の一歩を踏み出そうと思います。
【出演】 (登場順 敬称略)
辻 輝猛(グループAKT. T主宰)
小野寺 亜希子(テアトル・エコー)
藤波 大(NLT)
山岡 竜生
玉置 祐也(演劇集団 円)
岩寺 真志
小野田 由紀子
【スタッフ】
照明プラン 清水 義幸(カフンタ)
照明オペ 宇野 敦子
音響 山崎 哲也(テアトル・エコー)
【スペシャル・サンクス!】
山谷 典子(文学座)、吉益 弘子、片岡 亮子、遠野 聖
そして、せんがわ劇場関係者の皆様
参加した団体の方々
審査員の皆さん
本当に充実した機会を与えていただいて、ありがとうございました!!!
またお会いしましょう!!!!!
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