あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/22 (Fri)
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- 2012/02/03 (Fri)
今年最初の舞台~演出編~
今年、最初に演出する舞台は、またしても「コンクール」です。
昨年10月に作品企画書&映像審査を通過して最終選考に勝ち残った、あのグループAKT.Tとの共同作業です。コンクールの名前は「第3回せんがわ劇場演劇コンクール」、作品は、いつかやりたいと思い続けていた、ジョン・パトリック・シャンリー作の『Welcome to the Moon/ようこそ月へ』のオムニバス6本の中から3つのピースです。今回は、自分の作品解釈をより明確にするために、自分で翻訳した台本を使うことにしてみました。劇場の公式HPはこちら。コンクールの詳細や、入場方法もこちらにあります。
この年になってまだコンクール?
え? 審査員の間違いじゃないの?
プロデュースしてるんじゃないのね?
なんていう世間の声をちくちくと感じながら、それでも「参加することに意義がある」というか「参加するからには意義を見出そう!」と頑張っています。
このコンクールは「地域で活動する演劇団体・劇団を支援しよう」というポリシーで開催されるものです。なので当然参加資格は「プロ・アマ問わず」……
結果、地元の大学の演劇サークルさんなんかと肩を並べることになります。
ほんとに肩を並べています。
ね、電通大学の演劇同好会さんとか、しっかり参加してるでしょ?
たぶん、みなさん、若々しいトゥループばかりです。
そんな中に入って、平均年齢40歳代(??)という我がチーム、しかも一応プロとしてマスコミや大手老舗劇団で仕事をしている人間が、恥ずかしい結果を出すわけにはいかないのでございます。。。。。
でもそんなとき頭をよぎるのは、いま稽古をしているもう一つの作品、太宰治の『こぶとり』の中に出てくる、あの一節。
所謂「傑作意識」にこりかたまった人の行う芸事はとかくまずく出来上がるものである。
明言です。あたりです。その通りです。さすが太宰治様です。
ここは大切な点でございます。
というわけで、若さみなぎるエネルギーやパッションに、何をもって挑めるのか?
おそらく演劇の、いえ、あらゆる表現活動の根源的なテーマともいえる部分に敢えてがっつり手を突っ込んで、初心に帰る。その覚悟の上に稽古の日々は進むのでございます。
昨年10月に作品企画書&映像審査を通過して最終選考に勝ち残った、あのグループAKT.Tとの共同作業です。コンクールの名前は「第3回せんがわ劇場演劇コンクール」、作品は、いつかやりたいと思い続けていた、ジョン・パトリック・シャンリー作の『Welcome to the Moon/ようこそ月へ』のオムニバス6本の中から3つのピースです。今回は、自分の作品解釈をより明確にするために、自分で翻訳した台本を使うことにしてみました。劇場の公式HPはこちら。コンクールの詳細や、入場方法もこちらにあります。
この年になってまだコンクール?
え? 審査員の間違いじゃないの?
プロデュースしてるんじゃないのね?
なんていう世間の声をちくちくと感じながら、それでも「参加することに意義がある」というか「参加するからには意義を見出そう!」と頑張っています。
このコンクールは「地域で活動する演劇団体・劇団を支援しよう」というポリシーで開催されるものです。なので当然参加資格は「プロ・アマ問わず」……
結果、地元の大学の演劇サークルさんなんかと肩を並べることになります。
ほんとに肩を並べています。
ね、電通大学の演劇同好会さんとか、しっかり参加してるでしょ?
たぶん、みなさん、若々しいトゥループばかりです。
そんな中に入って、平均年齢40歳代(??)という我がチーム、しかも一応プロとしてマスコミや大手老舗劇団で仕事をしている人間が、恥ずかしい結果を出すわけにはいかないのでございます。。。。。
でもそんなとき頭をよぎるのは、いま稽古をしているもう一つの作品、太宰治の『こぶとり』の中に出てくる、あの一節。
所謂「傑作意識」にこりかたまった人の行う芸事はとかくまずく出来上がるものである。
明言です。あたりです。その通りです。さすが太宰治様です。
ここは大切な点でございます。
というわけで、若さみなぎるエネルギーやパッションに、何をもって挑めるのか?
おそらく演劇の、いえ、あらゆる表現活動の根源的なテーマともいえる部分に敢えてがっつり手を突っ込んで、初心に帰る。その覚悟の上に稽古の日々は進むのでございます。
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