2010/11/29 (Mon) 優秀賞をいただきました！！

京都で開催された、ぶんげいマスターピース工房Vol.3「シェイクスピア・コンペ」

グループＡＫＴ・Ｔの「ヴェローナの二紳士　～大正浪漫に花開く男と女の初恋事件簿～」

優秀賞をいただくことができました！！


最終選考に残った６団体が４日間にわたって作品を上演し、審査を受けました。

審査の結果は……

最優秀賞：　該当作品なし

優秀賞：
　　矢内原美邦　「前向きタイモン」
　　グループＡＫＴ・Ｔ　「ヴェローナの二紳士　～大正浪漫に花開く男と女の初恋事件簿～」

出町商（観客賞）：　商品　米３０キロ
　　劇団GUMBO　「Smog」

……となりました。


当初は、最優秀作品１作品が同会館のホールで、優秀賞１作品が同会館の小スペースで作品を上演する権利を得られる、という予定だったのですが、審査の結果を受けて、優秀賞の２団体が、ホールでの上演の権利を得るということになりました。

審査員からお話を伺ったところ、今回は「シェイクスピア作品としての内容の充実」「現代とのリンク」「表現手法の先駆性」のすべてを満たしたものを最優秀賞に選ぼうというスタンスだったのだそうですが、その全てを網羅したといえる作品がなかったため、優秀賞２作品という結果になったのだそうです。

なるほどその通りですね。
うち（グループＡＫＴ・Ｔ）は、完全アナログ、演技表現の手法も極めてオーソドックス。オリジナルのストーリーをそのまま活かした、シンプルな舞台づくりでした。
言ってみれば、先駆性ゼロ。（笑）
矢内原美邦さんは、コンテンポラリー・ダンスの分野ですでに名のある活動をしている方で、映像を駆使し、身体性に台詞を寄り添わせてゆく、ちょっとラジカルな仕立てでした。
ですが、その演技のクオリティの向上に期待するという審査員からのコメントがありました。

どちらも、ハイナー・ミューラーとはいきませんでした。

さて……
シェイクスピア・ウィ－クでは、どこに照準を合わせましょうか？
これから産みの苦しみ第１段が始まります。
でもそこが一番楽しいんですけどもね……（笑）

ところで……
検索エンジンにのせるにはどうしたらいいんだろう？？？