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あおさんのブログ

こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。

   
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  • 2015/08/08 (Sat)
  • 2015岸田國士を読む。夏 佐藤隆俊さんをご紹介

ふと気が付くと、前のブログはちょうどひと月前……
「岸田國士を読む。2015夏」のチラシができた時でした。
なんと……もう本番10日前です!!

そこで大急ぎで皆さんのご紹介を始めてみようと思います。
なんとか初日までに全員をご紹介できる……はずです。

さて、ご紹介のトップバッターは佐藤隆俊さんです。
佐藤隆俊さんは蓄音機演奏家。

 こちらはご自慢の蓄音機と一緒の1枚です

佐藤さん、通称オヤビンの本業はカメラマンなのですが、手回しゼンマイ動力の蓄音機の魅力を多くの方に知っていただきたいと、呼ばれればどこへでも(だって電源なんて必要ありませんから、本当にどこでも演奏できるんです!)出張して、貴重なSPレコードの音色を楽しませてくださっています。

今回ライブでとりあげる作品は……「風俗時評」と「女人渇仰」の二本。

「風俗時評」は昭和11年(1936年)に発表されました。
どことなくきな臭いにおいがする時代に書かれた、なんとも飄々とおかしみが漂う作品なのですが、なんと雑誌掲載直後にあの2.26事件がおこったのだそうです。

「女人渇仰」は昭和24年(1949年)に発表されました。
終戦直後の東京と思しき夜の町で始まる独特なムードを持つ作品です。

どちらの時代もまだSPレコードが現役でした。
その当時の音源をぜいたくなBGMとして流していただきながら作品と向かい合えるのは本当に幸せな気分です。

オヤビンが蓄音機のハンドルを回してゼンマイを巻く……
フェイドインやフェイドアウトはできないけれど、針の太さを変えることで音量を調節する……
針を下ろすその瞬間から会場には少し張りつめた空気が流れ、音が流れ出すのを見守る……
そして流れ出すアナログ・サウンド……!!
どうぞ是非、その耳で、目でご堪能ください!!
ファンになること請け合いです!

さあオヤビン、今回はどんな音でお届けしましょうか?
どうぞ皆様お楽しみにどうぞ!!

  
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