あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/21 (Thu)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- 2014/09/24 (Wed)
そして夏が往く……その4「小指の思い出」
なんだかんだと大騒ぎで駆け抜けたこの夏……
大事なイベントに、これも加えておきましょう。
私事ですみませんが……
左手の小指を手術しました。\(^o^)/
実は今年の2月末に骨折しまして……
その時書いたのがこちらのブログ→「ダボク・コッセツ・ケンショーエン!(T_T)」
いやはやなんとも……
その後、骨折の治療としては一応プロセスを着々とこなしていたのですが……
どんなに頑張っても、リハビリが思うように進まない……
どうしても痛くて指が曲がるようになっていかない!!
「毎週、毎週、はっきり成果が出ていくように頑張んないとダメでしょ!」とお医者さんにも発破をかけられつつ、本人としては相当な勢いで痛みに立ち向かっていたつもりだったのですが……
ある時先生曰く「うん、そろそろ時期ですね。東大病院行ってみましょう。紹介状書きますから」
私 「え? 東大?」
先生「手術を視野に入れて、もう一回見てもらってください」
私 「え? 手術?」
先生「まあね、骨がついてないんだよね。どうもそうらしい。まあ、つかないこと自体はよくあることで、別段悪いわけじゃなんだけどね」
私 「え? ついてない? 骨が?」
先生「そうそう。それがね、曲げるのに邪魔になるような場所にあるとね…取っちゃったほうがいいんでね。(と言いながら既にテキパキ電話をかけている) あ、M崎先生ですか? S野病院のS田ですが、あ、どーもー。実はそちらで見てもらいたい方がいまして、紹介状まわしますんで、お願いします」
あっという間に先生は紹介状を用意し、レントゲンのデータをCDに収め、予約をとってから行くようにと、病院の電話番号やら、先生のお名前やら、東大附属病院の資料やら、予約の取り方やらを一式持たせてくれました。
数日後、リハビリに行ったついでに進捗報告と思って診察室を尋ねると……
先生「あ、予約取れました?」
私 「あ、はい×月×日になりました。」
先生「え? それ遅いなあ」
私 「え? 遅いんですか? でも、なんかそれまでいっぱいだとかで」
先生「うーん、ちょっとなあ、それだとなあ…(と言いながら先生の手は既に電話に伸びている) あ、M崎先生ですか? どーもー、S田です~。先日お願いした患者さんなんですが、予約窓口で×月×日って言われちゃったようなんですよ~。でね、もっと早めに見てほしいなあと思って、どっか入りませんかねえ? ええ。そうなんですよ。左手の小指。あ、そうですか?(ここで私を振り返り) ●月●日大丈夫?」
私 「え? あ、はい」
先生「そう。(電話に) じゃあそこでお願いします」
というわけで、鶴の一声。
始めに私がとったよりも1週間以上早い日程に予約が入ってしまったのでした。
恐るべし……
何が恐るべしなのかはよくわからなかったけど、私の頭には確かに「恐るべし!」という言葉がグルグルしていたのでした。
そしてここから数か月、私は東大通いをすることになりました。
あの有名な赤門をくぐるのよっ!!(という気になっていました)
……なんだか連載になってしまいそうな勢いだ……(^_^;)
リアリティってすごい……てか、これがリアルってことなのね。
自分の体験の密度に、書き出して今さら驚いている私……。
事実は小説より奇なり……などというのがよくわかった気がしました。
大事なイベントに、これも加えておきましょう。
私事ですみませんが……
左手の小指を手術しました。\(^o^)/
実は今年の2月末に骨折しまして……
その時書いたのがこちらのブログ→「ダボク・コッセツ・ケンショーエン!(T_T)」
いやはやなんとも……
その後、骨折の治療としては一応プロセスを着々とこなしていたのですが……
どんなに頑張っても、リハビリが思うように進まない……
どうしても痛くて指が曲がるようになっていかない!!
「毎週、毎週、はっきり成果が出ていくように頑張んないとダメでしょ!」とお医者さんにも発破をかけられつつ、本人としては相当な勢いで痛みに立ち向かっていたつもりだったのですが……
ある時先生曰く「うん、そろそろ時期ですね。東大病院行ってみましょう。紹介状書きますから」
私 「え? 東大?」
先生「手術を視野に入れて、もう一回見てもらってください」
私 「え? 手術?」
先生「まあね、骨がついてないんだよね。どうもそうらしい。まあ、つかないこと自体はよくあることで、別段悪いわけじゃなんだけどね」
私 「え? ついてない? 骨が?」
先生「そうそう。それがね、曲げるのに邪魔になるような場所にあるとね…取っちゃったほうがいいんでね。(と言いながら既にテキパキ電話をかけている) あ、M崎先生ですか? S野病院のS田ですが、あ、どーもー。実はそちらで見てもらいたい方がいまして、紹介状まわしますんで、お願いします」
あっという間に先生は紹介状を用意し、レントゲンのデータをCDに収め、予約をとってから行くようにと、病院の電話番号やら、先生のお名前やら、東大附属病院の資料やら、予約の取り方やらを一式持たせてくれました。
数日後、リハビリに行ったついでに進捗報告と思って診察室を尋ねると……
先生「あ、予約取れました?」
私 「あ、はい×月×日になりました。」
先生「え? それ遅いなあ」
私 「え? 遅いんですか? でも、なんかそれまでいっぱいだとかで」
先生「うーん、ちょっとなあ、それだとなあ…(と言いながら先生の手は既に電話に伸びている) あ、M崎先生ですか? どーもー、S田です~。先日お願いした患者さんなんですが、予約窓口で×月×日って言われちゃったようなんですよ~。でね、もっと早めに見てほしいなあと思って、どっか入りませんかねえ? ええ。そうなんですよ。左手の小指。あ、そうですか?(ここで私を振り返り) ●月●日大丈夫?」
私 「え? あ、はい」
先生「そう。(電話に) じゃあそこでお願いします」
というわけで、鶴の一声。
始めに私がとったよりも1週間以上早い日程に予約が入ってしまったのでした。
恐るべし……
何が恐るべしなのかはよくわからなかったけど、私の頭には確かに「恐るべし!」という言葉がグルグルしていたのでした。
そしてここから数か月、私は東大通いをすることになりました。
あの有名な赤門をくぐるのよっ!!(という気になっていました)
……なんだか連載になってしまいそうな勢いだ……(^_^;)
リアリティってすごい……てか、これがリアルってことなのね。
自分の体験の密度に、書き出して今さら驚いている私……。
事実は小説より奇なり……などというのがよくわかった気がしました。
PR
Comments