あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/22 (Fri)
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- 2014/09/15 (Mon)
そして夏が往く… その1「岸田國士を読む。夏」
岸田國士を読む。夏
いよいよ本番! の投稿の後、すっかりご無沙汰になっておりました。
おかげさまで、暖かいお客様にたくさんお越しいただき、無事3回のライブを好評裡に終幕することができました。
こんな看板に迎えられ……
こんなお花に見守られ……
ステキなお客様の反応をいただき、素晴らしいひと時となりました。
私はどうも自分のパフォーマンスにコメントするのが苦手です……。
仕掛け人(プロデューサーという勇気がない(^_^;))としては、常に大成功と言わなければいけない立場でもあるのですが、個人の心情としては「ああもしたかった、もっとこうすればよかった、あそこはあんなふうになってしまった…」というような反省も一気に湧き上がり……。
とはいえ、不評だったかと言えば、そうではない感想をたくさんいただき、でも「それは身内びいきって言うのよ!」とささやく声も脳裏に響き……。と、いつもあたまがグルグルいたします。
そんな混乱中の私ですが、それでも今回は、なにかひとつ、ステップアップできた……。
何かを掴めたように感じています。
このシリーズに参加させていただいて、今回が4度目の演出。
南青山マンダラという会場と、岸田國士という作家の作品と、リーディング・ライブというボンヤリした括りと、そんなこんなを自分の中でようやく一つ噛み砕けたように思いました。
ライブハウスの方から、出演した女優さんが「リーディングの枠を越えましたね」と言っていただいたとか……。嬉しいことです。
また、私自身も「今回の作品が、スタッフの間で、作品の内容に関して一番議論が盛り上がったんですよ、あそこは何だったんだろう、岸田はどうしてこんなやり取りにしたんだろう、って」というお話をいただき、それこそ「よかったよ」という一言よりもずっと深く心に響きました。
ともかく「台本を前にして読む」という基本的な約束事さえクリアすれば、どんな形の上演でもOK!というゆるい縛りの中で、参加グループがそれぞれ工夫を凝らしながら展開してきたライブ・シリーズです。
ライブハウスらしく、耳で味わってもよし。
戯曲作品らしく、目で鑑賞してもまたよし。
そんな形を求めながら、「日本語」や「日本の現代演劇の原点」と向き合って行く試み。
この旅はまだまだ続きます。
続けなければいけないと思っています。
続けたいのです。
その最初のステップを、今回で登ることができたのかもしれません。
次のステップがどこにあるのか?
また、五里霧中、魂を賭けた旅を続けていかなければなりません。
このシリーズで次にお会いできるのは2015年の2月の予定です。
もしまたご縁がありましたら、ぜひ南青山マンダラでお会いいたしましょう。
末筆ではありますが、今回出演してくださったキャストみなさん、蓄音機を演奏してくださった佐藤隆俊さん、音響の山崎哲也さん、マンダラの皆さん、会場にいらしてくださったお客様、そのほか、力をくださったすべての皆様に御礼申し上げます。
いよいよ本番! の投稿の後、すっかりご無沙汰になっておりました。
おかげさまで、暖かいお客様にたくさんお越しいただき、無事3回のライブを好評裡に終幕することができました。
こんな看板に迎えられ……
こんなお花に見守られ……
ステキなお客様の反応をいただき、素晴らしいひと時となりました。
私はどうも自分のパフォーマンスにコメントするのが苦手です……。
仕掛け人(プロデューサーという勇気がない(^_^;))としては、常に大成功と言わなければいけない立場でもあるのですが、個人の心情としては「ああもしたかった、もっとこうすればよかった、あそこはあんなふうになってしまった…」というような反省も一気に湧き上がり……。
とはいえ、不評だったかと言えば、そうではない感想をたくさんいただき、でも「それは身内びいきって言うのよ!」とささやく声も脳裏に響き……。と、いつもあたまがグルグルいたします。
そんな混乱中の私ですが、それでも今回は、なにかひとつ、ステップアップできた……。
何かを掴めたように感じています。
このシリーズに参加させていただいて、今回が4度目の演出。
南青山マンダラという会場と、岸田國士という作家の作品と、リーディング・ライブというボンヤリした括りと、そんなこんなを自分の中でようやく一つ噛み砕けたように思いました。
ライブハウスの方から、出演した女優さんが「リーディングの枠を越えましたね」と言っていただいたとか……。嬉しいことです。
また、私自身も「今回の作品が、スタッフの間で、作品の内容に関して一番議論が盛り上がったんですよ、あそこは何だったんだろう、岸田はどうしてこんなやり取りにしたんだろう、って」というお話をいただき、それこそ「よかったよ」という一言よりもずっと深く心に響きました。
ともかく「台本を前にして読む」という基本的な約束事さえクリアすれば、どんな形の上演でもOK!というゆるい縛りの中で、参加グループがそれぞれ工夫を凝らしながら展開してきたライブ・シリーズです。
ライブハウスらしく、耳で味わってもよし。
戯曲作品らしく、目で鑑賞してもまたよし。
そんな形を求めながら、「日本語」や「日本の現代演劇の原点」と向き合って行く試み。
この旅はまだまだ続きます。
続けなければいけないと思っています。
続けたいのです。
その最初のステップを、今回で登ることができたのかもしれません。
次のステップがどこにあるのか?
また、五里霧中、魂を賭けた旅を続けていかなければなりません。
このシリーズで次にお会いできるのは2015年の2月の予定です。
もしまたご縁がありましたら、ぜひ南青山マンダラでお会いいたしましょう。
末筆ではありますが、今回出演してくださったキャストみなさん、蓄音機を演奏してくださった佐藤隆俊さん、音響の山崎哲也さん、マンダラの皆さん、会場にいらしてくださったお客様、そのほか、力をくださったすべての皆様に御礼申し上げます。
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