あおさんのブログ
こんにちは テアトル・エコーの青柳敦子です。「ぐるっぽ・ちょいす」というユニットで、舞台作品を作ります。ワークショップも開催します。人と人とのふれあいと、笑いを求めて今日も行く!! 一匹狼の演出家です。
- 2024/11/22 (Fri)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- 2013/12/04 (Wed)
怒った時の反応は?
こちらはあの赤い実からは想像しがたい、ヒイラギの花です。
今あちこちで咲いています。銀モクセイのような花です。
さて、あなたは本当に怒った時、どんな反応をしますか?
怒った時は「怒る」に決まってるじゃん!
と思いがちですが、実はそうではありません。
人の反応は複雑です。
特に日本人は「怒る」という感情と、それを発露することにネガティブなイメージを持っているところがあるようで、ストレートにそれを表に出す人はあまり多くありません。
逆に「怒っているような」態度や表情を見せる時には、違う感情が深いところにある場合が多いと思っていただいた方がよいでしょう。
いわゆる「逆ギレ」がいい例です。
何かを指摘された。
それが自分には「イタイ」ところだったとか「図星」だったとか…
そうするとそこに「恥ずかしさ」や、それを認めたくない「虚栄心」が出てきたり
ともかく「負けたくない」とか「逃げ出してしまいたい」でも「それを悟られたくない」とか
いろいろ自分を傷つけないために、一瞬にして思考は沸騰します。
その結果選んだのが「キレて見せる」つまり「怒った」ような態度を取ること
それが逆ギレです。
本人にはそれなりに思考のつながりがありますから、さほど不自然さを意識していなかったりします。またその思考のスピードがあまりにも早いので、本人すら自覚していないこともあるでしょう。が、はたから見ていれば「それって逆ギレ」と一目瞭然です。
怒るって体力が要ります。
自分をも傷つける諸刃の刃のような側面もあります。
だから人は、本当に怒りを感じた時には、たいていそれ以外の気持ちや態度で怒りをオブラートにくるみます。
そしてそれが人それぞれ、とても個性に富んでいます。
それを分析するのは、演劇人としてとても面白い、だけどちょっと痛い作業です。
怒りを感じた時……
大声で笑ってしまう人
泣いてしまう人
黙ってしまう人
何でもないふりをしてしまう人
急に蓋をしたように無表情になる人
とても優しい丁寧な態度になる人
本当にいろいろです。
そして、怒りがあったことすら否定してしまう人もいます。
私の場合は
まず、言葉づかいがやたらと丁寧になるか、もしくは異常にフランクになります。
それで解決しないと自分の方が悪いと思い込もうとします。
相手を尊重して持ち上げなければと思い始めます。
それを越えると、体に震えが出たりするようになりますので、もう自分にもごまかしきれなくなってきます。
言葉もあまり選ばなくなって、客観的な事実でどんどん問題点を責めていくようになります。
どうもこの段階で、突然態度が変わったと思われるきらいがあるようです。(笑)
その説得が通じなければ、関係を切るしかないですね。限界です。
そして虚脱状態に落ち込みます。
エネルギーを使い果たすからなのか? それとも罪悪感からうつ状態になるのか?
いったい何の喪失感なのでしょうか?
そのあたりはまだ自分でもわかりません。
でも本当に身動きが取れなくなるほど落ち込みます。創造性ゼロの数週間、数か月です。
というわけで、ブログが滞っておりました……。
という遠大な言い訳でした。わっはっは!!
PR
Comments
なるほど
胸の支えをとってもらったみたいです。
Re:なるほど
まあ、そんな風に受け止めていただけたなんて、うれしいです!
ありがとう!!